せとさんスポーツ

新聞にありそうな話題となさそうな話題をゆる~く雑記。ドラマ「相棒」と「100均」の記事は熱く攻めますよん。

ファーム選手権は広島が優勝!91年サヨナラ負けの屈辱を26年越しに晴らし初のファーム日本一に!

 

はじめに

 

7日(土)、宮崎県のサンマリンスタジアムで2017年のプロ野球ファーム選手権が行われ、ウエスタンリーグ優勝の広島東洋カープが5-2でイースタンリーグ優勝の読売ジャイアンツを破り、ファーム選手権初制覇を勝ち取りました。

 

「逆転のカープ」が2軍でも炸裂

 

今期の1軍戦の代名詞ともいえる「逆転のカープ」が2軍の晴れ舞台でも実現しました。

試合は4回裏、ジャイアンツが山本選手のタイムリー二塁打で1点を先制すると、6回裏には岡本選手がソロホームランを放ち、2-0とリードします。

ジャイアンツ先発の今村投手の前に6回まで無得点だったカープ打線は、7回表に登板した2番手の高木勇投手に襲いかかります。

ノーアウト1.2塁の場面で小窪選手、美間選手が連続タイムリーヒットで同点。

さらにランナーを2人置いて、ジャイアンツ3番手の森福から、坂倉選手が逆転のスリーランホームラン。この回5点を奪ったカープが勝利しました。

 

最優秀選手賞は勝ち越しスリーランホームランを放った坂倉選手。

優秀選手賞は今村投手と、カープの先発・高橋昴投手が獲得しました。

 

26年前は引き分け再試合の末に巨人がサヨナラ勝ち

 

昨年までファーム選手権出場15回、日本一8回の巨人は今季、イースタンリーグで4連覇を達成しての出場。

ウエスタンリーグでソフトバンクの6連覇を阻止したカープは、26年ぶり2度目の出場で、初のファーム日本一を狙っていました。

 

26年前、カープが初めて出場した1991年のファーム選手権は、9月20日に平塚球場で行われ、対戦相手は今回と同じジャイアンツでした。

試合は5点差からカープが追いついたものの、7回途中降雨コールドにより5-5の引き分け、翌21日に再試合が行われる展開に。

再試合は逆転に次ぐ逆転で死闘の様相も、最後はジャイアンツが9回サヨナラ、8-7のルーズベルトゲームで選手権を制覇しました。

今回のカープの逆転勝ちに、26年越しのカープの意地を感じた人もいたかもしれません。

 

松本哲也、涙の引退試合に

 

この試合は、ジャイアンツの松本哲也選手の引退試合でもありました。松本選手は8回に代打で出場し内野ゴロに倒れた後、9回表はセンターの守備につきました。

育成枠出身で、ファームから1軍を勝ち取って活躍した松本選手のプレーや、試合後に胴上げされる姿を見て、宮崎の観客の中には涙を浮かべている人もいました。

 

突然の戦力外通告を受けた選手も…

 

厳しい現実を突きつけられた選手もいました。

この試合で9回に途中出場したジャイアンツの藤村大介選手と北篤選手が同日、戦力外通告を受けました。2人は「今後についてはこれから考える」とコメントするしかありませんでした。

1軍に呼ばれない中、1年間ファームで必死に戦ってきて、ファーム選手権の戦力にも選ばれて、来年に向けて巻き返しだ、というところでの戦力外通告です。

あまりにも突然の発表に、当人だけでなくファンもびっくり。

北選手を横浜ベイスターズ(湘南シーレックス)、北海道日本ハムファイターズ時代から応援してきた私も、さすがにあきれました。

私の場合は、もとから読売巨人軍さんのやり方が苦手という因果もあるので、なおさらです。

 

来季に向けた競争はもう始まっている

 

今年のプロ野球ファームのドラマは、なんだかすっきりしない幕切れです。

我らがイースタンリーグでは、東北楽天ゴールデンイーグルスが前半から首位をキープしてきましたが、最後の最後にジャイアンツに逆転優勝をくらってしまいました。

そのジャイアンツがウエスタンリーグの覇者カープにころっと負けてしまう姿に憐れみを感じ、ジャイアンツが日本一になるくらいならカープが勝ってくれて良かったという、複雑な感情です。

選手たちは、すでに来年に向けた戦いを始めています。

ファーム選手権の2日後、9日からは同じ宮崎で恒例のフェニックスリーグがスタートしました。フェニックスリーグは秋季教育リーグの愛称です。

華やかな1軍の舞台をめざして、フェニックスリーグで、そして来年のイースタンリーグやウエスタンリーグで、どんなプロ野球裏ドラマが展開されるのか、要注目です!

選手権の試合後の、カープの選手たちの歓喜の輪を目に焼きつけて。

 

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