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新聞にありそうな話題となさそうな話題をゆる~く雑記。ドラマ「相棒」と「100均」の記事は熱く攻めますよん。

【ドラマ「相棒」】中学生が事件と深く関わる感動回4選!

はじめに

 いよいよ18日(水)から、ドラマ「相棒」の16シーズン目が始まります。

冠城くんが右京さんの相棒となって3年目。2人の関係が、さらなる調和に向かうのか、対立の道を歩むのか、今からドキドキします。

「相棒」といえば、右京さんの抜群の推理力が難解な事件を解決する爽快感があります。

同時に、登場人物の心理が丁寧に描かれています。

とくに、10代の人たちが事件と深く関わる回は、ラストで涙が止まらなくなってしまうほど、繊細な心の移ろいが伝わってきて、感動に包まれます。

この記事では、中学生がストーリーの中心になるオススメ回を紹介します。

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season8 第6話「フェンスの町で」

脚本・福田健一
監督・東伸児

ストーリー

 郵便局で強盗事件が発生。防犯ビデオに映る犯人の華麗な動きや緊急配備の検問を鮮やかにくぐり抜けたことなどから、近くにある基地関係者による犯行説が浮上する。尊(及川光博)は「プロの犯罪者による犯行」というが、右京(水谷豊)は防犯ビデオから犯人がプロにあるまじきミスを犯していることを指摘。一方で軍事訓練を受けたような身のこなしに着目し、現場近くにあるサバイバルゲームのサークルからメンバーの名簿を手に入れる。その中から右京が目をつけたのは、なんと…!?
(公式サイトより)

見どころ

共通した目的を持つ中学生の友人どうしが、仲が良いことがバレないように、わざといじめの首謀者と被害者に分かれます。
彼らは親を憎んでいます。それ以上に、自分が親を憎む理由になった環境を憎んでいます。
右京さんと神戸くんは、彼らの暴走を止めることができるのでしょうか。

season11 第14話「バレンタイン計画」

脚本・酒井雅秋

監督・東伸児

ストーリー

 右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は、私立中学の警備をすることに。同校の裏サイトに「2月14日8時30分、計画を遂行する…」という書き込みがあったからだ。右京らが中学校へ行くと予告の時間にジャズの「マイ・ファニー・バレンタイン」がスピーカーから流れ、屋上から「ハッピーバレンタイン」という垂れ幕が投げられ、さらに「教科書なんか捨てて恋をしろ!復讐成功」と書かれたチラシが大量にばらまかれる。屋上からは一人の生徒が逃走。が、階段から転げ落ち意識を失ってしまう。生徒は同校の3年生、藍沢祐介だったが、意識不明の重体となり救急車で運ばれてしまった。祐介がいた屋上には高価なジャズの名盤がバラバラに砕かれ散乱していた。なぜ中学生の祐介がそんなレコードを所持していたのか? なぜそれらを砕くことなどで復讐に成功したというのか?その後、中古レコード屋の店長が他殺体で見つかるのだが…。中学生のイタズラと中古レコード店店主殺害はいったいどういう関係があるのか?
(公式サイトより)

見どころ

今回の4選の中で、私のイチオシがこの作品です。

思春期の少年は親をどう見ているか。親は思春期の少年をどう見ているか。

右京さんとカイトくんは、祐介の復讐事件とレコード店の店主殺害事件が関連していると確信し、祐介とその周囲にいるオトナたちの関係を、淡々と明らかにしていきます。

祐介は家庭では心を閉ざしているようで、とくに父親との関係は最悪です。祐介が家で何もしゃべらなくなったのは、彼の兄が死んだ頃から。

祐介は、自分の家ではない場所に拠り所を見つけました。笑顔を見せるようになりました。アニメの懸賞に応募するために集めていたペットボトルのキャップを、ボランティアに使う決心をしました。しかし…。

意識を取り戻した祐介は、事実をどう受け止めるのか。両親は、祐介とどう向き合っていくのか。ドラマで描かれる真相と、描かれない「その後」に、涙が止まらなくなります!

season13第2話 「14歳」

脚本・森下直
監督・池澤辰也

ストーリー

 文科省の官僚・高宮が殺人容疑で逮捕された。しかし、取り調べをのらりくらりとかわし、容疑を認めようとしない。そんな中、警察に「高宮は被害者に強請られていた」という告発メールが届く。一連の出来事に引っ掛かりを覚えた右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は、独自の捜査を開始。現場を調べていると、そこに容疑者・高宮の息子を名乗る、優という14歳の少年が現れる。父が殺人などするはずがないと考え、自分で調べているらしい。そして、聡明で如才ない優は、右京から「密告メールを送ったのは君ですね」と指摘されても動じず、逆に「お2人を僕のゲームのプレイヤーに認定します」と不敵な態度を示す。その後、右京たちは被害者と優に接点を見つける。小学校時代、優と同級生だった被害者の息子が、いじめを苦に自殺を図っていたのだ。被害者は、その遺書をネタに高宮を強請っていたと思われた…。
(公式サイトより)

見どころ

容疑者の息子は14歳の優は中学生男子。現在は不登校です。しゃべり方が右京さんに似ています。父に容疑がかかる殺人事件について、特命係の2人が優の家を訪ねると「お2人を僕のゲームのプレイヤーに認定します」と挑発します。

彼はなぜそんな行動をとるのか。

小学生の頃のいじめ事件をきっかけに、彼は父を嫌っています。しかし、右京さんそっくりのしゃべり方でも、心まで右京さんのように強いわけではありません。

優の本心を悟ったカイトくんが、親子の隔絶を取り払うべく、取調室で優の父を説得します。カイト君と父の甲斐峯秋の関係がオーバーラップします。

どんでん返しの後のオムライスのシーンは必見です!

season15 第11話「アンタッチャブル」

脚本・山本むつみ
監督・橋本一

ストーリー

都内の裏通りで会社員の男性が刺殺される事件が発生。犯人の遺留品はなく、捜査が難航する中、有力な目撃者が現れる。しかし、その人物が警察上層部の家族で、中学生の少女ということが分かり、捜査本部にも接触禁止が厳命される。右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、さっそく事件現場に足を向ける。周辺の状況を確認した右京は、現場は人通りの少ない通りで、近くにコンビニなどもないことから、目撃者である少女はどこに向かおうとしていたのか気になる。すると、事件現場付近の空き家に中学生ぐらいの少年少女がたむろしているのを発見し、注意する。その中には、事件の目撃者である里奈の姿もあった。目撃者・里奈の父親とは、警視庁副総監である衣笠(大杉漣)であった。さらに、その事件の背後で“ある人物”が特命係の存続にかかわる危険な裏工作を進めはじめて…!?
(公式サイトより)

見どころ

この回はサイバー犯罪課の青木が「特命係の終わりの始まり」と言い放ち、衣笠も特命係のこれまでの歴史に触れて不穏な動きを見せるなど、season16以降への布石という要素があり、事件については、いつもよりストレートな内容です。だからこそ、衣笠の娘である少女の心の移ろいが、濃密に伝わってきます。

同じ歳くらいの仲間がたむろする空き家に里奈も入り浸っているようですが、そこにいても彼女の心は晴れないまま。どうせ何も変わらない。未来に希望なんてない。何も期待しない。

少女は最初、右京さんと冠城くんを拒絶します。しかし、真剣に里奈と向き合う2人に、少しずつ心を開きます。右京さんに協力するために、前を向きます。

右京さんは、真実を突き止めるために里奈に近づいたわけですが、里奈の心の叫びを受け止めて、放っておけなくなったんじゃないかな。

レギュラーキャラクターがそれぞれの思惑を表明し、連続ドラマとしての「相棒」を急回転させつつも、単発ドラマとして主人公の心の変化にていねいに寄り添う作品になっています。

とにかく中学生役の人がうまい!

思春期にあたる中学生の、敏感な心の移ろいが描かれた「相棒」の4話を紹介しました。

4作品を振り返ると、どの話も、中学生を演じた役者さんの演技が素晴らしいです。圧倒されます。

右京さんとその相棒は、この世代の人と接すると、抜群のコンビネーションを発揮して、隠された心の叫びを引き出します。

放っておけないんでしょうね。

やさしいなあ(^_^)

 

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