せとさんスポーツ

新聞にありそうな話題となさそうな話題をゆる~く雑記。ドラマ「相棒」と「100均」の記事は熱く攻めますよん。

10月20日の読売新聞朝刊が神内容で、読売中高生新聞を読んでみたらもっと神内容だった件。

新聞を宅配契約ではなくコンビニ買いする理由

私は新聞を宅配購読しているわけではありません。

週に1〜2度ほど、コンビニでや駅の売店で買います。一般紙を買うこともあれば、スポーツ新聞を買う時もあります。

サイトがスポーツ新聞みたいなタイトルの割には、そんなに新聞を読んでいないという、いい加減さです。

宅配にしたら。

毎日じっくり読めるわけではない。

同じ新聞しか読めない(毎日日経とか、毎日産経とか、毎日毎日とか)

絶対に部屋が新聞で散らかる。すごく自信がある。

という3つのデメリットがあるので、コンビニや駅での1部買いにしています。
10月20日は、コンビニで読売新聞を買いました。読売新聞を選択したのは、読売ジャイアンツの4位が確定しCS進出を逃した翌日以来です。あの日のスポーツ面の見出しは「巨人 終わった」でした。
20日の読売新聞は、衆議院選挙の投開票日が22日に 近づいていることから、1面や政治面、社会面、地域面など、多くの紙面に選挙戦の記事が割かれていました。
ただし、新聞全体を読むと、連載やコラムの記事に勉強になるものが多くて、「読売すげえ!」と感服しました。
久々に神新聞に出会いました。

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読売新聞とは

読売新聞は、1874年に創刊され、140年以上の歴史がある全国紙です。発行部数は、日本どころか世界で1位と言われています。この記事を書いている2017年10月現在、1部売りは140円です。
「深く、わかりやすい解説」
「分野別に整理された紙面」
「暮らしに生かせる記事が満載」
を売りにしています。
私の家は、子どもの頃から、宅配が読売だったので、脳に染みついている感じです。
読売新聞の論調は、中道右派、親米保守、大衆主義などと評されています。全国紙の中では思想の偏りがいちばん少ない印象があります。

10個の記事を印象的な1文だけで振り返る

10月20日(金)の紙面から、私が気になった分野の記事と、その中から「一文だけ」を引用します。

★中学・高校生約9000人対象に興味・関心のある政治テーマをアンケート
「背景にあるのは、超高齢化社会の中で生まれる《世代間格差》への不安や不満だ。」

★CSセ・リーグ19日・横浜6-2広島・乙坂2点打
「浜口がレギュラーシーズンで登板した22試合の中で19試合に先発した《専属捕手》の高城の代打として、乙坂を送り出した。」

★連載・スポーツBiz「スケート場・多彩に稼げ」
「この20年間でフィギュアスケートのジュニア選手が2倍以上に増えた一方、レジャー需要の落ち込みで全国的にスケート場が減少してきたためだ。」

★人生案内・直箸で鍋料理食べる上司
「だとすると、《生理的に嫌なものは避ける》のが一番。」

★激しい寒暖差・装いで調整
「気温が15度前後になったらカーディガンやセーターをなど、10度ほどでコート、5度ほどでダウンコートを着るといいという。」

★連載・医療ルネサンス・ひきこもりの回復支援
「三家さんが《外来ニート》と呼ぶ、通院だけが社会とつながる機会となっている患者も多い。」

★ハーバード大「ニーマン・ラボ」ジョシュア・ベントン代表
「米国では、テレビや新聞に取って代わり、人々がニュースを得るためのツールの主役となったスマートフォンが、早くも《つまらないものだ》と飽きられている。」

★社説・対「イスラム国」
「過激派組織《イスラム国》の《首都》とされたシリア北部ラッカが陥落した。」

★社説・福井・中2自殺
「指導に名を借りたいじめだと言わざるを得ない。」

★編集手帳
「囲碁の完璧な人工知能(AI)を開発したと、米グーグル系企業が発表した。

以上、10記事のタイトルと、その中の1センテンスを抜き出しました。どれも興味深い内容です。
その記事のタイトルにアンテナが触れて、ざっと読んでみて、中に印象的な文が1つでもあると、そのトピックが記憶に粘りついて、自分の情報感度が高まります。
1日分の紙面で、10記事もアンテナに絡むというのは、私の経験では滅多にありません。
その中から、深掘りしたくなった記事とワードを1つ探すと、中学生・高校生約9000人にアンケート調査した媒体である《読売中高生新聞》です。さっそく、10月20日号を買って、読んでみました。

 読売中高生新聞にあふれた10代の声

読売中高生新聞は、読売新聞東京本社が毎週金曜日に発行している、中学生・高校生向けの週刊新聞です。
購読料は月極め700円です。1部は200円です。(2017年10月現在)
10月20日発行号の巻頭特集は「18才の1票・届け10代の《声》」。
読売新聞の記事の1つ目で紹介した約9000人が対象のアンケートの詳細です。
このアンケートによると、中学生・高校生が、興味・関心がある日本の政治問題は
1位 北朝鮮問題
2位 年金
3位 大学入試改革
4位 東京五輪・パラリンピック
5位 憲法改正
6位 いじめ・不登校
7位 科学技術の育成
8位 少子化対策
9位 女性の社会進出
10位 消費税などの税制改革

でした。
なんか、すごいですね。
現代日本が抱える諸問題を、10代視点で見るとこうなるのか。

日本の諸問題への不安や不満が大爆発

特集では、アンケートの回答を、紙面が許す限りという詰め方で、できるだけ掲載しています。
回答の中から、思わず赤ペンで線を引いた部分を列記します。

「少ない人数で多くの高齢者を支えるというシステムには限界があると感じる」
「ブラック企業問題は、時代錯誤な《常識》の押しつけの産物だと思う」
「自国のことばかり考えていると、また戦争が起こってしまうのではないか」
「まず貧困地域や移民への援助を」
「生まれる家は選べないのに、親の収入が少ない子どもはいい教育を受けられず、その子の収入が少なくなるのは不平等だし、今の社会がその問題にうまく向き合えているとは思えない」
など。それぞれの問題を深く掘り下げている回答の連続です。
極めつきは、政治への不満。

「日本の議会は話し合いが下手だと思う。水掛け論に終始したり、国民にわかりづらくやったり。ほかの党を批判するだけでは前に進まない」
「高齢者に有利な政策をかかげれば人口の多いお年寄りの票が入るが、これからの時代は若者にかかっているので、票が入らないとしてもそういう政策を増やしてほしい」
「選挙で《当選したら○○を実現させます》と言うが、必ずできるという根拠を言わないのに票をもらおうとしている人の意味がわからない。実現のためにどうやっていくのかを明確に述べてほしい」

私がこの記事を読んでいたのは、21日の土曜日です。衆議院選挙の投票日の前日です。
窓の外からは選挙カーが「最後のお願い」のマイクアピールをしている音がガヤガヤと聴こえてきました。なんという虚しさ。「意味がわからない」という高校1年生男子の意見に同意します。

最後のページまで読みどころが満載

読売中高生新聞は、ほかにも、26日に行われるプロ野球ドラフト会議特集や、神奈川県警鉄道警察隊の女性警察官に密着するなど、読みごたえのある記事がたくさんありました。

ライトノベルの連載やジャニーズJr.メンバーのコラムなどのエンターテイメント面と、英会話や漢字などの学習面の配分も絶妙です。

中学生・高校生の投稿だけではなく、オトナから寄せられた意見も特集しています。今回は「何歳からが《大人》だと思いますか?」でした。

1ページから最終ページまで、あっという間でした。

新聞は「ロシアンルーレット買い」が楽しい

この記事では、コンビニでたまたま買った20日の読売新聞が神新聞(神奈川新聞ではない)で、そこから興味を持って読んでみた読売中高生新聞がさらに神新聞だった件を記述しました。

新聞は、若い人の新聞離れもあり、年齢が高くなるほど読まれている傾向があります。しかし読売新聞は、高齢者層を気持ちよくする予定調和記事ばかりではありません。人をわけへだてなく公平に見る視線がぶれていないことが、部数世界一の要因になっているのではないでしょうか。

読売巨人軍さん翼賛の記事が偏りすぎているから、ほかの記事が素晴らしく公平に見えるだけなのでしょうか(^_^;)

たまに買う新聞を決めずに「どれにしようかなー」で選んで買ってみると、けっこう楽しめます。

新聞屋さんから「宅配契約してくれないと商売にならないよー」と言われてしまいそうです。

読売新聞が来年から「反読売ジャイアンツ」の旗を掲げるくらいの革命を起こしたら、宅配契約してみようかしら。

意味がわかりません(^_^;)