せとさんスポーツ

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高校と大学で演劇を経験して学んだいちばん大切なことは「体力」!

この記事では、はてなブログ様の今週のお題「芸術の秋、してますか?」について述べていきます。

作る側にいることで学んだ

私が好きな芸術ジャンルは「演劇」です。
高校に入学して、最初にできた友達と「部活、どこに入ろうか」と話していて、軽いノリで演劇部に入部したのがきっかけです。
高校3年間を演劇部で過ごし、大学では劇団サークルに入りました。
劇団では、1年生の7月、入団してから4か月弱で退団しました。
今、振り返ると、私は演劇を作る側にいることで、学んだことがたくさんありました。
その中でもいちばん大切なことは「体力」です。
高校時代と大学時代を振り返り、今の自分と照らし合せながら、なぜいちばん大切なことは体力だと思ったのか、述べていきます。

高校の「演劇部」で

通っていた高校の演劇部では、2年生の時に部長をさせていただきました。
私は、自分の虚弱体質と向き合うことから逃げていました。
演劇は、文化部とはいえ、1つの公演を最後までやり遂げるには、持久力が必要です。
しかし、学校の外周を何周か走るとか、腹筋や背筋の鍛錬を何回やるかなどの持久力向上メニューは、自主練にしていました。
トレーニングを続けた何人かの体力が上がり、トレーニングを避けていた体力弱めの部員と、差が開きました。

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高校演劇にも、高校野球の甲子園大会のような、演劇コンクールがあります。
私がいた頃の、自分の地区は、抜けて強い学校は無かったのではないでしょうか。
地区大会通過も夢ではなかったのかもしれません。じっさい、2校だけが県大会に進める条件で、3番手の評価をいただくことはできました。
ただ、圧倒的に足りませんでした。
何が、ではなく、すべてが。

1つだけ守り抜いたこと

その中で1つ「これだけは絶対にやり通そう」と、みんなで一致していたのは、「お客さんと一緒に楽しもう」というスタンスです。
高校演劇の最大の落とし穴は「公演することが目的になってしまう」ことです。上手くやろうとしすぎて、型にはまってしまう傾向です。
私たちは「お客さんと自分たちが両方楽しめる公演とは何か?」をとことん話し合い、みんなで観劇に行き、勉強しました。
2年生の最初の頃は、お客さんの数が1けたでした。
部長としての最後の公演は、せまい教室ですが、満席になりました。
この経験は、今の自分にも大きな財産となりました。

だからといって、体力向上をおろそかにする言い訳にはなりません。

大学の「劇団」で

高校は「演劇部」ですが、大学の演劇サークルのほとんどは「劇団」の看板を掲げています。
入団してみて最初に気がついたのは、男女比の逆転です。
男子が8割、女子が2割。
大学のほかの劇団や、東京都内の大学の劇団を見たら、どこも男子のほうが多いことに、高校演劇との違いを感じました。
とくに、私と同期の1年生男子は、みんな大学に入学するまで演劇とは無縁の生活を送ってきた奴らでした。
男子の数が多いと、必然的に体力勝負になります。
演劇部は文化部で、劇団は体育会系でした。

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劇団での練習は、火曜・金曜が休みで、他の5日間は、各自の講義終了後から20時まで続きます。
私は火曜も金曜も講義があったので、週7日、つまり毎日、大学に行きました。
ランニング。筋トレ。たまにみんなで球技。
運動能力が高い人基準のメニューに、ついていくのがやっとでした。
新歓公演が終わって、劇団はすぐに7月公演の準備に切り替わりました。
劇団員は3つの部署に属する決まりになっていました。
私も「制作」「装置」「照明」の3部署に入り、その中でも、制作部門を中心に活動することになりました。
体育会系のトレーニングと3つの部署のかけもちで、毎日がすぐに終わりました。

プレッシャーの中で

役者の本望は、舞台の上で輝くことです。
7月公演の役者選考会はゴールデンウィークに行われました。
この公演で卒業となる4年生と、3年生と2年生の先輩と同じ土俵に立って選考を受けて、当選しました。
「公演に出られない団員のためにも最高の演技をしてくれよ」と背中を押されました。後に引けなくなりました。
役が決まってからのプレッシャーは、しばらく誰にも言えませんでした。
20時に練習が終わり、先輩たちに飲み会に誘っていただき「学生名物・終電逃し」です。
酔っ払った先輩が私の部屋に泊まると、夜中に大騒ぎして近所から怒られます。
なんて楽しい大学生活!
とか言ってる場合ではありません。
6月中盤あたりには、いよいよ身体がもたなくなってきました。しかし週7日の大学通いで、休める日はありません。
とくに、私の役は「ダンス」があります。

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私ひとり、カチコチです。
「おまえ居残り」
先輩からの宣告を受け、鏡の中の自分とにらめっこ。
公演の直前の数日は、朝、みんなに知られないように病院で点滴をしてもらってからリハーサルに参加しました。
歩く時に、右手と右足が一緒に出ます。
もう、わけわかんねー状態!
夢中で4日間6公演!
頑張った!
舞台に立てない先輩のぶんも頑張った!
私がいちばん大切にしていたのは、作り手とお客さんが一緒に楽しめる空間に少しでも貢献することでした。
翌日、部長さんに「辞めさせてください」とお願いしました。

継続、信頼、財産

劇団を辞めてから、考え抜いて得た結論のひとつは、「何事にも体力は大事だな」ということです。
体育会系にしろ、文化系にしろ「継続は力なり」が必須条件です。
文化系の枠に入る絵画や書道、または音楽活動などでも、継続して練習し、発表の舞台で全力を尽くすことが求められます。
継続を実行するには、毎日を健康に生きる体力が必要です。
私は、これまで「虚弱体質だから」を言い訳にして体力強化から逃げていました。
逃げることは、間違いではありません。
ただし、いつまでも逃げ続けることは正解ではないような気がします。
高校演劇と学生劇団での、私にとっての大きな違いは、運動重視の体育会系に直面したことと同時に、「無料か、有料か」でした。
高校の演劇部では、すべて無料で公演していました。
大学の公演では、前売り500円程度を、お客さんからお金を払っていただきました。
高校時代も大学時代もお客さんに「時間」という対価を払っていただくのは同じでしたが、「お金」という負荷がかかると、作り手側の責任感が強くなります。
最初に「体力」があって、自分の役割を「継続」することで、さまざまな人に「信頼」をいただけます。やがて対価として「お金」と、お金だけでは括れない「財産」につながることを、実感しました。
体力がないと続かないため、信頼を得られないし、お金を含む財産につながりづらくなってしまいます。
高校や大学から社会に出るまでの流れで、社会の一般的な仕組みを学べたことは、大学の劇団は4か月弱で退団しましたが、「継続」したことで得た「財産」です。

自分ができる「やりたいこと」

かつてプロレスラーだった政治家がいつも「元気があれば、なんでもできる!」と叫んでいます。
その通りだと思います。

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「あれをしたい、これをしたい」と思っても、元気・健康・体力がないと、「できない」で終わってしまいます。
毎日の生活の中に、20分以上ウォーキングをしてみるとか、100円ショップでゴムチューブを買ってきてストレッチをするとか、自分の現在の体力に合わせて、ちょっとした変化をつけてみると、効果を感じることができます。
私は、社会に出てからは、演劇はやっていません。

自分の体力では、体育会系の世界には入っていけないことを知っています。

自分ができる「やりたいこと」をやっています。
何をするにも、ある程度の体力が必要です。
その継続が信頼につながり、財産につながります。
高校演劇や学生劇団でやり抜いた「お客さんと一緒に楽しむ心」を忘れることはありません。
自分にしかできないことをして、私に関わってよかったと思っていただく役割を果たすことが、私自身の芸術です。
芸術の秋は、充実しています。…


ただし、昨日から、風邪をひき始めています。
というか、一年じゅう、風邪薬を飲んでいます。
体力って、なかなかつかないものですね。
最後にこの記事の説得力を一気に落とすことを書いてしまいました(^_^;)

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