せとさんスポーツ

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【双極性障害の体験談】症状を悪化させる2つの「誘因」から全力で逃げてみた経過。

このブログでは、私が持病の双極性障害(躁うつ病)とどう向き合っているかを記述しています。

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喘息や糖尿病のように

私は現在、双極性障害(躁うつ病)という病気と向き合っています。

「うつ病」というワードは一般に広く知られるようになりましたが「双極性障害」については、当事者や関係者を除けば「知ってるよ!」という人は少ないかもしれません。

私は今、自分が抱えている双極性障害について、正確な知識を得るために勉強中です。

うつ病や双極性障害がどういうものかについては、医療機関や学会のサイトで詳細が述べられているので、ここでは省きます。

ざっくり言うと「うつ病はうつ状態だけだけれど、双極性障害は躁(そう)状態にもなる」病気です。

躁状態とは、病的にハイテンションになってしまうことを指します。

 うつ病は完治をめざすことができる病気。

双極性障害は「寛解=かんかい」をめざす病気。

寛解とは、全治とは言えないけれど、病状が収まっておだやかなこと、を指します。

喘息や糖尿病の人がずっと病気と向き合っていくように、双極性障害を抱える人も、薬を飲みながら適切な治療をすることで、症状を抑えることができます。

今までの躁うつライフはムダじゃない

 私は、しばらく「うつ病」と診断されていてから「気分変調症」を経て「双極性障害」に診断名が変更されました。

うつ状態が長期にわたることが多く、逆に躁は短期的に現れる感じです。

3度の入院や、その後の生活から、自分が躁状態やうつ状態になる「環境」や「きっかけ」をつかめてきました。

今は、躁状態にもうつ状態にも、大きく波が揺れることはなく、比較的、平穏に過ごしています。

1つ目の誘因は「環境」

私には「家」という、基本の「環境」がうつ状態に結びついていました。

思い返せば子供の頃からずっと父親に恐怖を抱いていました。家にいるとうつ状態。

大学受験は、神奈川県にある家から脱出して一人暮らしをするための口実でした。

もともと東京都内の社宅育ちだったこともあり、都会慣れしています。

大学通学中に、実家がとある田舎町に引っ越したのは、ショックでした。

その後も都内で仕事をして一人暮らししていましたが、ある日、過労で倒れ、休職しました。そのまま退職しました。

お金がなくなり、実家で暮らすことになりました。

これがもう、うつ状態がひどくなって大変!

母親にお金を借りて、都会の近くで一人暮らしをしたら、状態が少し良くなりました。

しかし、いつまでも母親に金銭的負担をかけるわけにもいかず、再び実家へ。

うつ状態がひどくなって大変!

死にたい気持ちが止まらなくなって、3度目の入院です。

ちなみに、うつ状態で死にたくなるのは「希死念慮=きしねんりょ」という、うつ状態の症状のひとつです。適切な治療をすれば改善できます。

入院中に、ソーシャルワーカーさんに何度か相談して、もう実家には戻らないと決めました。

お金はカツカツですが、実家に戻ったら、またうつ状態に陥るのは目に見えていたので、都会で一人暮らしをする決意を固めました。

双極性障害の寛解をめざして、仕事をできるようにしたい。

それだけを胸に誓っての出直しです。

2つ目の誘因は「ストレス」

都会での生活に慣れてくると、私の気分の波は少しずつ安定してきました。

同時に、私は人と会う機会を極力避けるようにしました。

外部からの刺激を受けないようにするためです。パワーを使って調子が崩れることが怖かったのです。あと、今の自分は元気な人たちになじめないだろうなー、という負い目がありました。

ツイッターやLINEなどのSNSは続けていたのですが、今年になった頃くらいから、少しずつ離れるようになりました。

少しでも刺激を受けると怖くなってしまうからです。この頃は妄想にとらわれてもいました。

人に極力会わない。SNSもやらない。連絡もしない。「ストレス」を作らないようにして、毎日を淡々と過ごしました。

春夏と過ぎて、気分の波が穏やかになってきたのを実感しました。

そして今の私がいます。

ストレスを生まない環境を手に入れよう

 自分にとって、うつ状態や躁状態になる「環境」と「きっかけ=ストレス」はどんなことなのか、そのポイントを知っておくと、以後の予防に役立ちます。

私が退院してからの1年半にやってきた2つのことは、自分をうつ状態に追い込まない「環境」を手に入れることと、「ストレス」を作らないことでした。

「環境」と「ストレス」は、双極性障害の症状に大きく影響する2つの「誘因」だということを、後で勉強していて知りました。

新版 双極性障害のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)

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 誘因とは「きっかけ」のことです。

自分が1年半、ひたすら試行錯誤しながら続けてきたことで、病気がだいぶ寛解に近づいてきました。

あとは、入院中からお世話になっている担当医の先生とじっくり話して、処方してくれる薬を飲むこと。これは怠っていません。

いちばん効果的なのは「休養」

1年半を振り返ると、それまでの社会生活から身を隠して逃げていた印象もあります。逃げることは悪いことではないんだと実感しました。

こころが弱っている時に、いちばん効果的なのは、休養です。

3度の入院で、休養の大切さは身にしみました。

休んで休んで休みまくって、まだまだ休んで、もうそろそろと思ってもまだ休んで、よし行けるぞ、となった時に、少しずつ動き出す、そんな感じです。

ヤバくてどうしようもなくなったら、逃げてオッケーです。逃げられないよ、と思っても、逃げてオッケーです。環境が変わります。ストレスの負荷も軽くなるでしょう。

社会保障制度の助けを借りることもできます。

この国は、人の命を大切にしてくれます。大丈夫です。

うつ病や双極性障害の症状が悪い時に「頑張るな」は禁句という話をよく見かけますよね。うん。頑張らなくていいと思います。

いつか「頑張れる」日が来るから。

 

 少しずつ前向きになれてきた人の記述と、軽くメッセージを添えてみました(^o^)/

 この記事のどこかが、あなたの参考になってくれますように。

 

なお、最初の画像は「クリスマスイブにひとりでドラマを見ながら不二家の《切株ケーキ》を食べるオフ会(参加者1名)」でおいしくいただいたケーキです

すとれすふりー!!!

 

(^_^;)