せとさんスポーツ

新聞にありそうな話題となさそうな話題をゆる~く雑記。ドラマ「相棒」と「100均」の記事は熱く攻めますよん。

【相棒】基礎からわかる「冠城亘(かぶらぎわたる)=反町隆史」右京さんの4代目相棒を徹底解剖

水谷豊さんが演じる杉下右京警部が大人気のテレビ朝日・東映系ドラマ【相棒】。右京さんの相棒は寺脇康文さん演じる亀山薫、及川光博さん演じる神戸尊、成宮寛貴さん演じる甲斐享と続き、現在は4代目相棒の冠城亘(かぶらぎわたる)を反町隆史さんが演じています。

2018年10月に【相棒17】がスタートして、冠城くんの登場は4シーズン目を迎えました。

この記事では「冠城亘って、どんな人?」について、詳しく述べていきます。冠城くんが特命係に出向してきたシーズン14第1話から順番に振り返ります。

なお、文中のセリフなどの記述は朝日新聞出版刊行の【相棒】ノベライズ本シリーズを参考にしています。

(2018.11.25=season14第1話-第7話まで掲載)

冠城亘の経歴

【相棒14】から登場した冠城亘の経歴が【相棒15第10話「帰還」】で明らかになりました。

氏名=カブラギ ワタル

生年月日=1975年2月9日生

住所=東京都港区北麻布3-19-6

配偶者=なし

血液型=AB型

警視庁入庁=2016年6月

階級=巡査

経歴

1997年3月=早慶大学法学部法律学科卒

1997年4月=法務省に入省 矯正局総務課に配属

1998年4月=府中刑務所処遇部主任矯正処遇官

2000年4月=法務省大臣官房人事課

2002年4月=法務省入国管理局総務課係長

2005年10月=公安調査庁関東公安調査局調査第一部調査官

2006年4月=法務省刑事局公安課係長

2008年4月=法務省刑事局企画調査室補佐官

2011年4月=法務省刑事局総務課企画調査室室長

2015年4月=警視庁警務部付

2016年3月=法務省退官

2016年4月=警察学校入学

2016年6月=警視庁入庁 総務部広報課

2016年12月=黒水警察署 地域課

ここまでの経歴が記入されている履歴書が画面に映りました。

なお「拳銃操法 上」「警杖 中」「逮捕術 中」「救急法 上」です。

【相棒14-1「フランケンシュタインの告白」】

右京さんは、特命係の相棒だった甲斐享が関わった事件の責任を問われて無期限停職の処分が下され、ヨーロッパ巡りをしていました。

主を失った旧特命係の部屋に法務省から出向してきたのが冠城くんです。出向の名目は人事交流。一応、警務部所属ということになっていますが、特に仕事はなく、暇を持て余しているとか。ノーネクタイでワイシャツの襟元をはだけているのがトレードマークです。

受刑者が刑務官を殺害する前代未聞の事件が発生。上司の日下部事務次官の要請で、事件の捜査にオブザーバーとして参加することになります。内村刑事部長と中園参事官は、冠城くんの世話役を伊丹刑事と芹沢刑事に押しつけました。

伊丹刑事は冠城くんに「今お使いになっている部屋、前に魔物が棲んでいたんですよ」と右京さんの情報を教えます。

冠城くんが捜査から特命係の小部屋に戻ってくると、右京さんが紅茶を淹れていました。これが右京さんと冠城くんのファーストコンタクト。

「ああ、どうも」と会釈した右京さんに「どうも」と戸惑いながら挨拶する冠城くん。右京さんは「ご覧の通り、今、紅茶を淹れています。…ところで、どちらさまでしょう?」。

警察庁長官官房付の甲斐嶺秋の「危険人物・杉下右京」というセリフを受けて、右京さんに「あなたのことをミスター・デンジャラスと呼んでいいですか?」と発言。右京さんに却下されると「じゃあ、親しみを込めて右京さん。どうですか?」と返し、以後右京さんのことを「右京さん」と呼ぶことになります。

事件解決後、日下部事務次官に「戻ってこい」と誘われますが「まだ出向して半年です」と突っぱねて、警視庁に残ることに。

ラストシーンでは、特命係の部屋で右京さんに「冠城さんは、そちらの机を使ってください」と言われ「さんづけはやめてください。呼び捨てで構いません」と申し出ると、右京さんは「ならば、冠城くん。それでいいですかね?」。

こうして特命係に新しい相棒が誕生しました。

【相棒14-2「或る相棒の死」】

右京さんは甲斐嶺秋に「どうかね、例のお客さんのようすは」と質問されて「どうと言われましても。僕にとって冠城くんは、お客さんというよりただの同居人ですから。別段、気にかけてもいません」と、まだ相棒として認識していないことを匂わせます。

特命係の小部屋では冠城くんが組織犯罪対策部の大木刑事と小松刑事にコーヒーを振舞っていました。

「通常のドリップコーヒーは、約10グラムの豆を使い140ccのコーヒーを抽出する。僕が好むのは30グラムの豆で70cc。つまり通常の6倍の濃度のコーヒーです。淹れる際、60度の低温のお湯を使いネルドリップで手落としする。蒸すだけで6分、抽出に3分。そうして淹れたコーヒーはまるでビターチョコのような甘さがある」

右京さんの紅茶に対して、冠城くんはコーヒーにこだわりを持っています。

冠城くんは、中学の同級生・千原が変死した事件を独自に調査していました。途中から右京さんが協力して、同級生を殺害した真犯人を暴きます。

冠城くんは中学の時にトイレに間に合わず漏らしてしまいました。「中学生にとって、バレたら人生が終わるような出来事です。そのとき不良だった千原に見つかって俺は終わったと思った。でも、千原は誰にも言わずにジャージを用意してくれて、僕はバレずに帰ることができたんです」

千原殺害事件の捜査について、冠城くんは最初から右京さんの力を利用するつもりでした。

それを見抜いていた右京さんが「もし僕が裏切ったらどうするつもりでした?」と訊くと、冠城くんは「あなたは必ず警察官を摘発すると思ってました」と確信に満ちた返答をします。

「なぜですか?」とさらに質問する右京さんに「あなたは自分の相棒も逮捕した人ですから」と、甲斐享の事件について触れました。「フランケンシュタインの告白」の事件以後、冠城くんが特命係の「同居人」について調べていたことが窺えるセリフです。

大河内監察官は「あの冠城っていう男、ただのお客さまと思わないほうがいいかもしれませんね」と、甲斐嶺秋に進言しました。

【相棒14-3「死に神」】

「角田課長には止められたんですけどね。右京さんについて行くとすぐに事件にぶち当たるから気をつけろって」と話す冠城くん。右京さんの車で、頼まれた証拠品の返却に向かうと、山奥の事件現場に遭遇してしまったのでした。

遺体の右手に握られていたバキラの葉にピンク色の何かがこびりついていました。右京さんと鑑識の米沢さんが「何でしょうか?」と首を捻っていると、冠城くんが「ハイドロビーズですね。観葉植物専用の培養土」と知識を披露しました。

「それは、調べてみなければわかりませんなあ」と疑問を呈する米沢さんに「間違いありません」と自信たっぷりに断言。お株を奪われた米沢さんが舌打ちしました。

以後、米沢さんは冠城くんを軽く敵視するような態度をとるようになります。

一方、米沢さんに「冠城さんは杉下警部の新しい相棒だと思ってよろしいのでしょうか?」と訊かれた右京さんは「いいえ、ただの同居人です」と解答。

事件解決後には、冠城くんを初めて「花の里」に連れて行った右京さんですが、幸子さんから関係を問われて「単なる同居人です」と答えます。まだまだ右京さんは冠城くんを「相棒」とは認めていないのです。

「花の里」で冠城くんが初めてオーダーしたメニューは白ワインでした。

【相棒14-4「ファンタスマゴリ」】

東京地検特捜部の黒崎健太が初登場。

「黒崎は同期で親友なんです」と右京さんに紹介する冠城くんに対して、黒崎は「ただの同期です」と訂正を入れました。

右京さんには「ただの同居人」と言われ、黒崎には「ただの同期」と迷惑がられる冠城くん、やっぱりちょっと浮いてる存在?

後日、冠城くんは右京さんを日下部事務次官にも引き合わせます。

「杉下さんといると必ず何かが起きるんです」と、上司に右京さんをちょっと誇らしげに紹介する冠城くんなのでした。

ラストシーンでは、右京さんが「自らの正義のためとはいえ、犯罪に手を染めることを僕は受け入れることができません」と述べると、冠城くんは「ですが、僕らが譜久村を追い詰めることができたのは、片野坂さんがあえて自分で罪を犯したからじゃないですか?  少なくとも、僕は片野坂さんのすべてを否定できません。正義や悪を超えたところで、意味のあることをやったと思いたい」と珍しく異論を唱えます。

それぞれの正義感の違いは、その後の2人の関係にも微妙に影響することになります。

右京さんは「君という人間が少し理解できました」とだけ返答しました。

【相棒14-5「2045」】

法務省刑事局刑事課企画室主任の男が変死体で発見された事件に興味を持った右京さん。冠城くんは、右京さんを伴って法務省刑事局刑事課企画室長で自分の先輩である坂本紘一に面会します。

坂本は、冠城くんと2人になった時に「いつから警視庁の人間になった」と、冠城くんが「捜査」に加わっていることに不快感を示します。それでも突っ込んだ質問を続ける冠城くん。坂本に「いい加減にしろ!」と怒鳴られてしまいました。

右京さんと行動をともにするうちに「真実を知りたい」という好奇心が強まってきた傾向が窺えます。

【相棒14-6「はつ恋」】

右京さんに「君、初恋はいつでしたか?」と訊かれた冠城くんの答えは「幼稚園の時、隣の席の子で…」。

ちなみに角田課長の初恋は「小四の時に、漁師の娘にな」。

【相棒14-7「キモノ綺譚」】

内村刑事部長は伊丹刑事を呼び出し「杉下はどうなっても構わんが、一緒にいる冠城亘に被害が及ぶと具合が悪い。これ以上、勝手な真似をしないようにしっかり見張っておけ」と命令します。法務省から出向中のエリートの扱い方にまだ困っている様子。

1人で捜査に出向く右京さん。特命係の小部屋に取り残された冠城くんは、小さな板キレに墨で自分の名前を書き、端のほうに錐で穴を開けます。作っていたのは手製の名札。

そんな冠城くんを見張っている伊丹刑事と芹沢刑事。冠城くんのスマートフォンに着信が。出ると「花の里」の月本幸子でした。

「伊丹刑事たちがまだご一緒でしたら、女友達からの電話のように振る舞ってください。杉下さんからの伝言です。6時にロイヤルタワーホテルのラウンジで落ち合いたいそうです」と。

これまで冠城くんにツンツンしていた右京さんが、冠城くんを必要とし始めたことが伝わります。

事件解決後の朝、登庁した冠城くんは、特命係の小部屋に入り名札を裏返そうとしたところで、異変に気がつきます。

「これ、削りましたね?」

「比べてみたら、上下左右1.5mmほど大きかったものですから」

表情を変えずに答える右京さんですが、ツンツンの裏に、どうやら特命係の同居人の存在が徐々に気になってきた気配を感じるシーンです。

【相棒14-8「最終回の奇跡」】

鑑識の米沢さんのお気に入りらしい漫画家の箱崎咲良先生に、冠城くんは「米沢守さんへ」と名前入りのサインをもらってきて、米沢さんにプレゼント。それまで冠城くんを邪険に扱っていた米沢さんが「いやー、感激です。冠城さんにお任せしたかいがありました」と態度を豹変。

しかし「どう考えても彼女が犯人でしょう」と箱崎咲良犯人説を提唱して、再び米沢さんの機嫌を損ねます。冠城くんの推理は結局ハズれて、右京さんが意外な真犯人を突き止めます。

【相棒14-9「秘密の家」】

指名手配中の暴力団員が廃工場に潜伏。冠城くんは右京さんとともに、角田課長率いる組織犯罪対策五課の面々に加勢して、廃工場へ。指名手配犯が何発か拳銃を発射すると、ビビる冠城くん。

右京さんは「君のことがまたひとつ分かりました。意外と臆病なんですね」。

右京さんと一緒に訪れた「花の里」では、女将の月本幸子とだいぶ仲良くなった模様で、冠城くんが「細かいとこが気になるのが」と人差し指を立てると、幸子さんも指を立てて「杉下さんの悪い癖」と続けて、2人で笑い合っていました。

事件解決後に再び「花の里」に訪れた際には「家族を守るって大変ですね。いやあ、僕は当分結婚はいいな」。女性関係はしばらく自由に遊びたいのかな?

【相棒14-10「英雄~罪深き者たち」】

この回では、5年前に冠城くんと右京さん&神戸くんがニアミスしていた事実が明らかになります。

【相棒9最終話「亡霊」】の頃。左翼テログループ「赤いカナリア」の活動家であり爆弾テロの第一人者である本多篤人(古谷一行さん)が関わった事件です。

赤いカナリアとの交渉の際に小野田官房長(岸部一徳さん)が各省庁から集めた精鋭メンバーの中に、法務省の冠城くんがいたのです。

冠城くんは、片山雛子議員(木村佳乃さん)によよって、日本国家として本多を法律上死刑になった人間として扱うよう指示される役割を担っていました。

さて、右京さんは、冠城くんと、ひとつの石を割って2人で持ちます。願い石といって、片方を自分が持ち、もう片方を同じ願いを持つ相手に託す伝承のようです。まさに相棒の儀式…。

右京さんと冠城くんの心の距離がだんだん近づいてきたってことかな?

この回には「ファンタズマゴリ」に登場した東京地検特捜部時代の同期生の黒崎健太も登場します。

 

(この記事では、随時下に書き足していきます。)