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【3/17ロッテvs西武】二軍合流「荻野貴司効果」で菅野剛士と三木亮が大爆発!【イースタン公式戦】

3月17日にロッテ浦和球場で開催されたプロ野球イースタンリーグ公式戦・ロッテvs西武戦はロッテが5-0で完封勝利し、開幕2連勝とした。快勝のキーポイントは、この日、一軍を外れて二軍に合流した荻野貴司にあった??

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(ロッテ・荻野貴司。画像引用=イレブンスポーツ)

試合結果は?

2019年3月17日(日)ロッテ浦和球場

プロ野球イースタンリーグ公式戦

千葉ロッテマリーンズvs埼玉西武ライオンズ・2回戦

西=000 000 000=0

ロ=100 010 03×=5

勝利投手=土肥

敗戦投手=高木勇

スタメンは?

西武スタメン

1(3)西川愛也

2(4)水口大地

3(7)戸川大輔

4(9)川越誠司

5(D)斉藤彰吾

6(6)山田遙楓

7(8)高木渉

8(5)永江恭平

9(2)齊藤誠人

先発投手=高木勇人

ロッテスタメン

1(6)三木亮

2(9)荻野貴司

3(7)菅野剛士

4(5)安田尚憲

5(4)香月一也

6(8)三家和真

7(2)宗接唯人

8(D)大木貴将

9(3)茶谷健太

先発投手=土肥星也

「荻野貴司出塁」の脅威

オープン戦6試合に出場して15打数1安打と調子が上がらないロッテの荻野貴司が、一軍を外れて二軍に合流した。

荻野は一軍の外野手レギュラーの一角ではあるが、OBの里崎智也氏に「荻野のケガは毎年の恒例行事」と言われてしまうほど、思わぬアクシデントでの戦線離脱が多い選手である。

昨年は7月9日の西武戦で右手の指を骨折して、その後のシーズンを棒に振ってしまった。

荻野がいない間に、日本ハムから移籍した岡大海がセンターに定着した。今季は高卒ドラフト1位ルーキーの藤原恭大が加わって、レギュラー争いが熱を帯びている。

荻野は2番ライトでスタメン出場した。

前日は1番三木、2番菅野、3番三家だったが、この日は1番三木、2番荻野、3番菅野と打順が変わった。4番の大砲・安田尚憲の前に機動力を駆使できる3人が並ぶのは、相手チームには脅威だ。

「荻野効果」は、1回裏にさっそく発揮された。

西武先発の高木勇人が荻野を四球で歩かせると、菅野がライト前ヒット。ワンアウト1.2塁で安田尚憲が打席に入る。

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(1回裏ワンアウト1.2塁の場面。投手・高木勇人、打者・安田尚憲、2塁走者・荻野貴司。捕手・齊藤誠、遊撃手・山田、球審・青木。画像引用=イレブンスポーツ)

高木勇人にしてみれば、当然、2塁にいる荻野の俊足が気になる。打者だけに集中することができない。安田は見事なセンター返しの打球を放ち、2塁から荻野が生還。ロッテがソツなく1点を先制した。

ヒットが出なくても、出塁すれば足が使える。荻野は4打席に立ってノーヒットだったが、四球で二度、出塁した。

8回に四球で出塁した際には、次の菅野のレフトへの長打で1塁から一気にホームインした。

菅野剛士 外野レギュラー奪回へ

「荻野効果」の二つ目は、菅野剛士だ。

菅野は昨年、即戦力の社会人出身ルーキーとして、開幕から一軍で起用された。スタメンでの出場が続いたが、打率が低迷し、控えに回るようになり、やがてファーム調整を宣告された。

今季の巻き返しを誓う菅野は、14日の教育リーグと16日のイースタン開幕戦で、2試合連続のホームランを放った。

不調の荻野が二軍に合流したということは、同じ外野手である菅野にとっては、一軍に浮上するチャンス到来である。

第1打席のライト前ヒット、そして第4打席のレフトへの2点タイムリー二塁打と、いずれも荻野の出塁直後に結果を出したことで、チームの勝利に貢献し、好調をアピールした。

三木亮 一軍でもスタメンで

三木亮も、荻野同様に、オープン戦でアピールすることができずに、二軍調整にまわっている選手だ。

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(高木勇人と対戦する打者・三木亮。画像引用=イレブンスポーツ)

内野はどこでも守れるユーティリティプレーヤーの三木は、2017年にショートのレギュラーを勝ち取りかけた。しかし、8月24日の試合で右手に死球を受けて骨折する不運に見舞われた。

2018年のロッテは、即戦力ルーキーの藤岡裕大が開幕からショートのレギュラーに定着した。ファースト井上、セカンド中村、サード鈴木大地。内野すべてのポジションが不動のレギュラーとなった。

三木はシーズンを通して一軍でプレーしたが、スタメン出場はわずか6試合。3試合は外野手としての出場である。途中出場が60試合。77試合はベンチを温めたまま終わった。

一軍にいることはできたが、控え選手としてベンチから試合を見つめている時間のほうが長かった。試合に出なければ、実力をアピールしてレギュラー選手を逆転することもできない。

三木は今季、再び一軍でのレギュラー獲りに燃える。平沢大河や安田尚憲が成長し、日本ハムからレアードが移籍した。

三木は、現状では「一軍の控え」以下の「二軍のレギュラー」になりかねない、微妙な位置づけにある。

ただ、一軍にいる時とは違って、常時試合に出られるメリットはある。

前日のイースタン開幕戦では第1打席でフェンス直撃の二塁打を放った。

自分と同じような形で二軍に合流した荻野を見て、絶対に先に一軍に昇格してみせる、と気持ちを奮い立たせたことだろう。

17日は第2打席でライト前ヒットを打つと、第3打席では三塁線を破るタイムリー二塁打、第4打席では3本目となるセンター前ヒットを放って、リードオフマンとしての役割を果たした。

「一軍でも試合に使ってくれれば結果を出しますよ」というアピールになったはずだ。

「二軍のレギュラー」でも「一軍の控え」でもなく「一軍のレギュラー」へ。三木の動向が楽しみだ。

3年目・土肥星也 6回無失点!

投手陣は前日の1失点に続き、この日も4投手で完封リレーと、安定した働きを見せた。

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(ロッテ先発の土肥。画像引用=イレブンスポーツ)

先発の土肥星也は社会人出身の3年目。一軍の開幕ローテーション入り投手はまだ決まっておらず、とくに左投手の人材は強く求められている。

6回を無失点。18のアウトのうち三振は一つもなく、内野ゴロが10。典型的な打たせて取るタイプ。

内容はもちろん合格だが、気になるのは、この日の西武のスタメン9人中8人が左バッターだったこと。一軍登板の際は、右打者との対戦が増えるだろう。次の登板のポイントとなりそうだ。

二番手の南、三番手の島、そして前日に続いてクローザーを務めた永野がいずれも1イニングを無安打無失点に抑えて、調子の良さをアピールした。

粟津凱士&牧野翔矢 ルーキー明暗

西武にとっては重苦しい完封負けになってしまった。

ロッテの一軍経験豊富な選手たちの活躍と比較すると、ライオンズ野手陣の元気の無さは対照的だった。

高卒ルーキーで、3月4日に18歳になったばかりの牧野翔矢は、前日の代走での出場に続いて、代打で起用され、四球を選んで出塁した。

そのままキャッチャーとして初めての守備につき、8回裏に登板した松本直晃をリードした。

松本の投球が荒れ気味だったこともあるが、牧野はことごとくボールを弾いてしまった。先頭の三木にヒットを打たれると、バッテリーミスで進塁を許す。その後も四球や牧野のキャッチングミスなどで流れが悪くなり、タイムリーヒットの後に、サード水口のエラーが出るなど、残念な失点を記録した。

アピールができなかった時に大切なのは、自分の課題をあぶり出して、今後に生かすこと。

牧野は初の公式戦で思い通りのプレーができなかったことに、気落ちしたかもしれない。しかし、ここがスタート地点である。プロ野球選手として、今は底辺に位置づけられてしまっても、18歳と半月ほどの選手には、時間がたっぷり用意されている。

投手陣では2番手で登板した、大卒ルーキーの粟津凱士の好投が光った。2イニングを投げて打者6人をパーフェクトに抑えた。ややサイド気味の位置から腕を振る投球フォームが力強く、空振り三振を2つ奪った。

ライオンズ一軍は昨年、パ・リーグで優勝したとはいえ、菊池雄星、炭谷銀仁朗、浅村栄斗ら主力が抜けた今季は、不安も残る。

二軍にいる選手たちの、さらなる奮起が必要とされている。開幕二連戦では、正直、野手では一軍選手を脅かす存在は見つけられなかった。

松井稼頭央二軍監督はライオンズの若手選手だった時、いつも目をギラギラ輝かせてイースタンリーグの試合に臨んでいた。

あの目の輝きが欲しい。

きっかけのひとつとして、ロッテにおける「荻野貴司効果」がヒントになるかもしれない。

各イニング詳細スコア

1回表西武

西川 セカンド内野安打

水口 レフトフライ

戸川 レフトフライ

川越 ライト前ヒット、ツーアウト1.3塁

斉藤 ファーストゴロ

 

1回裏ロッテ

三木 空振り三振

荻野 四球

菅野 ライト前ヒット、ワンアウト1.2塁

安田 センター前タイムリーヒット、1点(先制)、ワンアウト1.2塁

香月 ファーストゴロ、2塁アウトでツーアウト1.3塁

三家 ショートゴロ、2塁アウト

 

2回表西武

山田 センターフライ

高木 ライト前ヒット

永江 ショートゴロダブルプレー

 

2回裏ロッテ

宗接 空振り三振

大木 ショートゴロ

茶谷 サードゴロ

 

3回表西武

齊藤 セカンドゴロを香月がエラー

西川 ピッチャーゴロダブルプレー

水口 ファーストゴロ

 

3回裏ロッテ

三木 ライト前ヒット

荻野 ライトフライ

菅野 空振り三振、三木が盗塁でツーアウト2塁

安田 空振り三振

 

4回表西武

戸川 ファーストゴロ

川越 セカンドゴロ

斉藤 ファーストゴロ

 

4回裏ロッテ

香月 サードファールフライ

三家 四球

宗接 ショートゴロダブルプレー

 

5回表西武

山田 ショートゴロ

高木 レフトフライ

永江 センターオーバーの三塁打

齊藤 セカンドフライ

 

5回裏ロッテ

大木 ファーストゴロ

茶谷 センター前ヒット

三木 レフト線タイムリー二塁打、1点、ワンアウト2塁

荻野 サードライナー

菅野 ピッチャーライナー

 

6回表西武

西川 ファーストゴロ

水口 レフトフライ

戸川 ショート内野安打

川越 ファーストゴロ

 

6回裏ロッテ

L投手→粟津凱士

安田 ファーストゴロ

香月 セカンドゴロ

三家 空振り三振

 

7回表西武

M投手→南昌輝

斉藤 レフトフライ

山田 空振り三振

高木 空振り三振

 

7回裏ロッテ

L二塁手→永江

L三塁手→水口

宗接 空振り三振

大木 サードゴロ

茶谷 センターフライ

 

8回表西武

M投手→島孝明

永江 セカンドゴロ

L代打→牧野翔矢

牧野 四球

西川 空振り三振

水口 セカンドゴロ

 

8回裏ロッテ

L投手→松本直晃

L捕手→牧野

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(公式戦で初の守備についた牧野翔矢。画像引用=イレブンスポーツ)

三木 センター前ヒット

荻野の時にバッテリーエラーでランナー2塁へ

荻野 四球

菅野 レフトへタイムリー二塁打、2点、ノーアウト2塁

安田 ファーストゴロ、ワンアウト3塁

香月 サードゴロを水口がエラー、1点、ワンアウト1塁

M代打→和田康士朗

和田 四球

宗接の時にバッテリーエラーでランナー2.3塁へ

宗接 空振り三振

M代打→山口航輝

山口 セカンドゴロ

 

9回表西武

M投手→永野将司

M中堅手→和田

 

戸川 セカンドゴロ

川越 レフトフライ

斉藤 空振り三振

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(永野が斉藤彰吾を空振り三振に仕留めて試合終了。画像引用=イレブンスポーツ)

 

試合終了

ロッテ5-0西武