せとさんスポーツ

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【3/31横浜DeNA-日本ハム】育成1位の海老原一佳が先制&勝ち越し打!平沼翔太は4安打!二軍イースタン

3月31日にバッティングパレス相石スタジアム平塚(平塚球場)で開催されたプロ野球イースタンリーグ公式戦・横浜DeNAベイスターズvsふと北海道日本ハムファイターズは、8-3で日本ハムが勝利した。

序盤に育成選手が活躍すると、負けていられない支配下登録選手がメラメラ燃えた??

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(3回表、海老原一佳がバリオスから強烈なタイムリー二塁打を放つ。画像引用・イレブンスポーツ)

試合結果は?

2019年3月31日(日)バッティングパレス相石スタジアム平塚(神奈川県平塚市)

プロ野球イースタンリーグ公式戦

横浜DeNAベイスターズvs北海道日本ハムファイターズ

日=201 020 012=8

横=200 000 010=3

勝利投手=吉田

敗戦投手=バリオス

ホームラン=関根(1回裏2ラン、吉田)

 

スタメンは?

北海道日本ハム

1(6)平沼翔太

2(3)今井順之助

3(D)渡邉諒

4(9)海老原一佳

5(5)野村佑希

6(7)姫野優也

7(8)万波中正

8(2)黒羽根利規

9(4)難波侑平

先発投手=吉田侑樹

横浜DeNA

1(8)乙坂智

2(9)関根大気

3(D)山下幸輝

4(7)細川成也

5(3)飛雄馬

6(5)伊藤裕季也

7(6)狩野行寿

8(2)山本祐大

9(4)大河

先発投手=エディソン・バリオス

海老原一佳が先制打&勝ち越し打 育成脱出へ全力勝負

ファイターズが今季、初めて育成ドラフトで選手を指名した。

2005年に11月に導入が決定した育成選手制度を、唯一、利用してこなかった球団である。

有望な若手選手の育成が促進される制度を行使しなかった理由は「各選手に充分な出場機会を与えるため」とされている。

支配下登録枠の70人以内でやりくりしてきたが、ケガ人が増えると、二軍の試合で選手が足りなくなった。

結果、捕手登録の選手を「穴埋め」のために内野や外野で守らせたり、指名打者制を使わずピッチャーを打席に立たせたりしてしのいでいた。

鎌ヶ谷スタジアムなどでイースタンリーグの試合をたくさん観ていたファンの正直な意見は「意固地になってないで、育成選手制度を使えばいいじゃん」だった。

2005年当時のイースタンリーグ公式戦は1チーム100試合未満だった。育成選手の増加や、各チームがファーム組織の重要性を再認識したことから、徐々に試合数が増えた。

現在は、中止試合の代替はおこなわずに、最大144試合を戦う。

これだけ試合数が増えたら、ファイターズとしても育成選手制度を活用しないと、大変なことになる。

2019年のファイターズには、2名の育成選手がいる。

昨年まで支配下登録選手だった、森本龍弥。故障明けとなった6年目の昨年はイースタンリーグで43試合出場にとどまった。今年に賭ける意気込みは強い。

もうひとりの育成選手は、海老原一佳。

創価高校、創価大学を経て、昨年は独立リーグの富山サンダーバーズでプレーした。

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(画像引用・イレブンスポーツ)

3割を超える打率で自信をつけると、ファイターズの入団テストでは柵越えを連発した。

球団初の「育成ドラフト1位」で入団し、2月のキャンプでは一軍・二軍合同の紅白戦で2安打を記録した。

3月3日には札幌ドームで一軍のオープン戦にも出場している。

育成選手は、一軍の試合には出場できない。海老原は、まずは支配下登録を勝ち取ることを目標に置く。球団も、支配下登録期限となる7月末までに育成選手を卒業してほしいと楽しみにしている。

ルーキーながら「まずはシーズンの流れに慣れる」などと悠長なことは言っていられない。

出場機会を与えられたら、常に全力勝負だ。

球団の期待は「4番打者」としての起用に表れている。

すでに2本のホームランを打った。

打率2割4分2厘で迎えた、海老原の公式戦10試合目。

4番ライトで出場した海老原は、初回、ツーアウト3塁の場面で打席に立つと、鋭い打球をライトに運び、先制のタイムリーヒットを記録した。

第2打席は、2-2の同点で、ツーアウト2塁のシチュエーション。今度はライトにタイムリー二塁打だ。この1点が「勝利打点」になった。

海老原が2本のタイムリーを放った相手は、ベイスターズの一軍で昨年2勝を挙げたバリオスだ。

バリオスは2011年に関西独立リーグの神戸サンズに入団。

マック鈴木監督のもとでプレーし、前期の最多勝利とベストナインを獲得すると、福岡ソフトバンクホークスが、支配下登録期限ギリギリの7月29日に獲得を発表した。一軍登板はなく、翌年からは育成契約で二軍や三軍の試合に出場する。

2013年のシーズン途中に再び支配下登録されると、一軍初出場の試合で勝利投手になり、ヒーローインタビューを受けた。

独立リーグ出身選手のシンデレラストーリー。

海老原から見たら、投手と野手の違いはあるが、バリオスの先例は心強い。

その投手を2打席連続で攻略したとなれば、大きな自信につながる。

海老原の未来には夢が広がる。23歳、背番号は144。

同僚には無い「7月までに支配下登録」の区切りは、春から初夏にかけて気が緩むことなくプレーするために、程よいプレッシャーになるはずだ。

平沼翔太 打撃上昇4安打大活躍!

育成選手に負けていられない。

支配下登録されながら二軍にいる野手たちにとっては、森本や海老原の存在が起爆剤になる。

これまでは一軍という「上」だけを見つめていればよかったが、これからは「下」から追い越されてしまう危険がある。

今年のファイターズ二軍は、ケガ人が少ないこともあり、選手が足りないということが無い。

チーム方針である「選手に出場機会を与えるため」に、スタメンは毎日入れ替わる。

起用された試合で結果を出さなければ、次の試合で使ってもらえるかどうかもわからないのだ。

ベイスターズとの3連戦の最終戦で、気を吐いたのは、平沼翔太だった。

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(画像引用・イレブンスポーツ)

福井県の敦賀気比高校からドラフト4位で入団して4年目のシーズンだ。

イースタンリーグでの育成が順調に進み、昨年は99試合に出場して98本のヒットを打った。ショートの守備もしなやかになった。一軍では7試合の出場機会を与えられた。

しかし、内野手の競争は激しい。気を抜かずにアピールするしかない。

イースタンリーグが開幕してから半月が経過して、平沼はタイムリーヒットこそ何度か記録しているものの、1試合で複数安打したのは、21日の鎌ヶ谷でのヤクルト戦だけだった。

前日の試合で最終打席に2点タイムリーヒットを打った勢いで臨んだ3月最後の試合。

1番ショートでスタメン出場した平沼は、第1打席で先頭打者としてセンター前に弾き返して、海老原のタイムリーで先制のホームイン。盗塁も敢行した。

第3打席はノーアウト1塁でセンター前。第4打席はワンアウト1.2塁でライト前。第5打席では、ツーアウト3塁の場面でレフト前にタイムリーヒットを放った。

4安打の大活躍だ。

高校時代は「4番・ピッチャー」としてチームを導いた選手が、プロで「1番・ショート」のレギュラーを獲得したら、夢が広がる。

どちらもやってのける選手は、簡単には見当たらない。

もしプロ野球の一軍で両方やってしまったら、日本のにおける野球の価値観が変わるかもしれない。

そんな想像はさておき、平沼が一軍に昇格してレギュラーを奪うには、何をどうアピールするか。

4月以降の平沼のプレーに注目だ。

両チーム継投&得点経過

《投手リレー》

日本ハム=吉田5回、西村2回、井口1回、田中豊1回

横浜DeNA=バリオス5回、赤間1回、平田1回、櫻井1回、齋藤1回

《得点経過》

1回表

海老原のライト前タイムリーで1点、続く野村の左中間へのタイムリー二塁打で1点

1回裏

乙坂の二塁打から関根がレフトにツーランホームランで2点

3回表

海老原のタイムリー二塁打で1点

5回表

難波の内野安打→平沼のセンター前ヒット→今井のセンター前ヒットの三連打で1点、野村が打った内野ゴロがエラーになる間に1点

8回表

平沼のタイムリーヒットで1点

8回裏

山下の犠牲フライで1点

9回表

万波のライト前タイムリーヒットで1点、続く黒羽根もライト前タイムリーヒットで1点