せとさんスポーツ

新聞にありそうな話題となさそうな話題をゆる~く雑記。ドラマ「相棒」と「100均」の記事は熱く攻めますよん。

【4/3ヤクルト-ロッテ】上田剛史、戸田→神宮2日連続親子ゲーム!「13年目の若手」が二軍戦で勝利のお膳立ても…

4月3日にヤクルト戸田球場で開催されたヤクルトvsロッテのプロ野球イースタンリーグ公式戦は、6-5でロッテが勝利した。

前日に二軍の戸田球場と一軍の神宮球場の両方の試合に出場したヤクルトの上田剛史が、この日も昼の二軍戦に出場し、スワローズの勝利を引き寄せたかと思われたが…??

f:id:setosan1015:20190404053159p:image

(上田剛史は前日親子ゲームの疲れも見せず元気にスタメン出場。画像引用=イレブンスポーツ)

試合結果は?

2019年4月3日(水)埼玉県・ヤクルト戸田球場

プロ野球イースタンリーグ公式戦

東京ヤクルトスワローズvs千葉ロッテマリーンズ

ロ=110 000 130=6

ヤ=121 000 100=5

勝利投手=永野

セーブ=南

敗戦投手=久保

ホームラン=上田1号ソロ(1回、高野)

スタメンは?

ロッテ

1(4)高濱卓也

2(6)松田進

3(9)菅野剛士

4(5)安田尚憲

5(8)三家和真

6(D)細谷圭

7(7)伊志嶺翔大

8(3)茶谷健太

9(2)柿沼友哉

先発投手=高野圭佑

ヤクルト

1(9)上田剛史

2(4))宮本丈

3(D)川端慎吾

4(2)西田明央

5(7)奥村展征

6(4)吉田大成

7(8)藤井亮太

8(3)井野卓

9(5)太田賢吾

先発投手=デービッド・ブキャナン

戸田の試合開始が13時 神宮の終了は21時

ヤクルトは、前日の試合で、一軍登録のある上田剛史、宮本丈、太田賢吾の3人を二軍の試合に出場させた。

二軍のロッテ戦は戸田球場で13時開始のデーゲーム。一軍は神宮球場での本拠地開幕戦で、18時から始まるナイターだ。

3人は8回が終了した16時頃に二軍戦を途中交代で退いて、神宮球場に向かった。観衆146人の河川敷にあるグラウンドから、観衆2万人を超える花の都の真ん中へ。

神宮球場での一軍戦は、ベイスターズとの接戦になった。

終盤の8回裏に、上田剛史が代打で起用された。長打でチームが逆転に成功した直後、上田はきっちり犠牲フライを打って、ベンチに戻ってきた。

上田の犠飛で3点リードとなり、そのままスワローズが勝利した。

二軍戦ではノーヒットで結果が出なかったが、一軍で良い仕事ができた。

試合が終わったのは21時前。2試合の出場と、埼玉と都内の往復で、ヘトヘトに疲れただろう。

その上田が、3日の戸田での試合にも、宮本、太田とともに、スタメンで出場した。

f:id:setosan1015:20190404053636p:image

(画像引用=イレブンスポーツ)

一軍と二軍のボーダーラインにいる選手とはいえ、二日連続で移動込みの親子ゲームは過酷だ。

手元の選手名鑑を開いたら、上田の寸評には「ベテランの域に入り」と記されていた。今年10月で31歳になる。スワローズに入団して、もう13年目になるのだ。

しかし、上田がベテランというのも、まだしっくりこない。

「一軍戦の序盤で、神宮球場のベンチを温めるだけなら、戸田で二軍戦に出て体を慣らしてこい」と親子ゲームの指示が出るのは、一軍での経験が浅い「若手選手」に対してのイメージがある。

上田は「13年目の若手」なのだ。

親子ゲーム明けの先頭打者アーチ

1回裏、先頭打者の上田は、ロッテ高野から初球ホームランで、1-1の同点にする。

一軍で結果を出した翌日の、デーゲームの二軍戦でいきなりホームランを打つモチベーションには感服する。

問題は、この後だ。

2回表にロッテにもう一度勝ち越されたが、その裏に逆転し返して、さらにワンアウト1.3塁となりバッターは上田。追加点のチャンスだったが、ここはセカンドゴロで併殺打だった。

4-2とヤクルトが2点をリードしての5回表。ワンアウト1塁の場面で、細谷圭が「ライトフライ」を打った。

落下点に入った上田だが「強風の影響?」で捕球できず、2.3塁とピンチを広げた。

このあたり、上田らしいな、と思ってしまう。

良いプレーもあれば悪いプレーもある。良いプレーの貢献度が高いから一軍で起用される。しかし、悪いプレーもあるから、レギュラーとしての信頼度は高くない。

二軍では、悪いプレーは改善のための糧になるが、一軍では悪いプレーは許されない。

上田が、さらに高い位置を勝ち取るには、悪いプレーを極力減らしたい。

7回表にロッテが1点差に追いつめてきた。

その裏、先頭の上田は永野から四球を選ぶ。次の打者の初球で盗塁を敢行して成功。川端慎吾のタイムリーでホームインした。

f:id:setosan1015:20190404053531p:image

(7回裏、四球で出塁するとすかさず盗塁。画像引用=イレブンスポーツ)

最後に良いプレーを見せたところで時間が来たため、途中交代して宮本、太田とともに神宮に向かった。

3人にとっては、ナイターの神宮こそが本番なのだ。

戸田の試合の残り2イニングは「純粋二軍」のメンバーに託された。

上田剛史が去った後の自滅

連敗が続くチーム。勝てる試合は堅実に勝って、ベンチのムードを明るくする必要がある。

この試合の先発は、昨年度の一軍開幕投手。ブキャナンは立ち上がりに苦しんだ。相手に2度、勝ち越しを許したが、味方打線が逆転してくれた。直後の3回表は、ツーアウト満塁で柿沼を見逃し三振に封じて、ピンチを脱した。

5回表。投手は2番手の山田大樹。上田の落球を含め、野手のまずい守備2つなどから、またもツーアウト満塁となった。今度は中継ぎ登板の屋宜照悟がき代打の宗接を見逃し三振に斬って救援した。

f:id:setosan1015:20190404054401p:image

(5回表2アウト満塁の場面で屋宜照悟は宗接から見逃し三振を奪う。画像引用=イレブンスポーツ)

投手が苦しめば打者が支え、野手がミスすれば投手がカバーした。

積み重ねが続いての、8回表。

この回にショートからセカンドに回った吉田大成が、フィルダースチョイスでピンチを広げると、ピッチャーの中尾が踏ん張りきれずに、三家和真にタイムリーヒットを浴びる。

代わった風張蓮がツーアウトまでこぎつけたが、山口に同点タイムリーを浴びた。

そして、茶谷のセカンドゴロを、吉田がエラーしてしまい、逆転。

投手と野手が共倒れした。

逆転勝ちできる一軍 それができない二軍。

8回の裏、守備のミス2つで相手に逆転を呼び込んでしまった吉田が、ヒットで出塁。しかし盗塁失敗。

9回裏。1点差。ツーアウト1.2塁で、打席には吉田が入る。フルカウント。

打てばまずいプレーが帳消しになるわけではないが、ヒーロー気になれる。しかしレフトフライに終わった。

f:id:setosan1015:20190404055049p:image

(吉田はエラーで逆転を許してしまった。画像引用=イレブンスポーツ)

儲けものの勝利に笑顔が耐えないロッテサイド。これがイースタンリーグ首位を走るチームの雰囲気だ。

一方、沈黙のヤクルト。

勝てる試合だった。

前夜の一軍戦では、スワローズは8回裏に一気に逆転に成功した。翌日も8回に同点に追いつき、9回にサヨナラ勝ちした。

勢いのある勝ち方だった。

戸田スワローズは、一軍ができた野球を、相手の浦和マリーンズにやられてしまった。首位ロッテ恐るべし。

今は、勝ち方を思い出すところから、やり直しだ。

ヤクルトの二軍メンバー、とくに吉田は、戸田の合宿所からどんな思いで、上田たちがいる神宮のナイターを見つめたのだろうか。

継投&得点経過

《投手リレー》

ロッテ=高野圭佑2回→山本大貴3回→佐々木千隼1回→永野将司1回→阿部和成1回→南昌輝1回

ヤクルト=ブキャナン4回→山田大樹0.2回→屋宜照悟0.1回→中澤雅人1回→中尾輝1回→久保拓眞0.1回→風張蓮1.2回

f:id:setosan1015:20190404055338p:image

(ブキャナンは球数を要しながらも粘投した。画像引用=イレブンスポーツ)

《得点経過》

1回表ロッテ

松田ヒットの後に菅野がタイムリー二塁打1点、先制

1回裏ヤクルト

上田の先頭打者ソロホームラン1点、同点

2回表ロッテ

伊志嶺、茶谷、柿沼が3連打で1点、勝ち越し

2回裏ヤクルト

先頭打者四球の後に吉田がタイムリー二塁打で1点、同点。さらに井野がセンター前タイムリーヒットで1点、逆転

3回裏ヤクルト

宮本、川端の連打などの後、奥村がレフト前タイムリーで1点

f:id:setosan1015:20190404055620p:image

(今季初登板となったロッテ・佐々木千隼は1イニングを無失点に抑えた。画像引用=イレブンスポーツ)

7回表ロッテ

先頭打者四球の後、細谷がタイムリー三塁打で1点

7回裏ヤクルト

先頭の上田が四球と盗塁で2塁に進み、川端のタイムリーヒットで1点

8回表ロッテ

先頭打者四球、次の打者が野選でチャンスをもらい、三家のタイムリーヒットで1点。山口がタイムリーヒットで1点、同点。続く茶谷のセカンドへの打球を吉田がエラーする間に1点、逆転