- 関東のラジオ野球中継は巨人戦が中心
- radiko=スマホやパソコンでラジオを聴くことができるサービス
- radikoの「エリアフリー」は有料
- radikoのエリアフリーを使ってオリックス戦の中継を追いかけてみた
- いつも話題に上がるオリックスの2人の選手とは
- 月額350円で野球中継をほぼ毎日どっぷり楽しめた
関東のラジオ野球中継は巨人戦が中心
プロ野球が大好きです。ただ、読売巨人軍さんは苦手です(^_^;)
実家は昔から読売新聞を宅配契約しています。新聞のプロ野球面は巨人軍中心。かつてはテレビ中継も巨人戦中心でした。
私にはどうやら「一方的な見方」や「金権や強権の発動」に、生まれついての反発心があるようで、記憶の最初から自然に「巨人の相手」を応援していました。
中学生の頃は、貯まったお年玉で、少々ヤクルトスワローズ寄りのサンケイスポーツを宅配購読して、読売新聞と併読していました。
現在はBS放送やCS・スカパーなどにより、プロ野球中継はテレビでほぼ網羅されています。ネットでの配信も増えました。
私は今は関東に一人暮らしで、テレビは地上波だけを見られる環境です。
巨人戦の中継は少なくなりましたが、2017年はチバテレのロッテ戦やテレ玉の西武戦、MXのソフトバンク戦などでパ・リーグの試合をたくさん見ることができました。
tvkではDeNA戦の中継があります。
しかし。
私は小学生の頃から、野球中継はラジオで聴く習慣が身についています。一家に一台あったテレビのチャンネル優先権が親にあったので、ラジオにかじりつくようになりました。
ラジオのプロ野球ナイター中継は、関東ではラジオ日本・ニッポン放送・TBSラジオの3局が巨人戦中心。
文化放送は平日の西武戦を中継します。
ゆえに、平日のナイター中継は、巨人戦が3局と西武戦1局が定番。
西武戦は他にFMのNACK5で日曜日に放送されます。
NHKラジオは12球団の試合を満遍なく中継しますが、放送日が木曜日と金曜日に限定されています。
関東の民放ラジオ局のほとんどが、巨人戦中心です。
巨人戦や西武戦以外の試合も聴きたいよ! という願望が叶えられたのが、「radiko 」というアプリの「エリアフリー」という機能です。
radiko=スマホやパソコンでラジオを聴くことができるサービス
radiko(ラジコ)は、スマートフォンやパソコンでラジオを聴くことができるサービスです。
radikoには、その時に放送されている番組だけでなく、過去1週間以内に放送された番組を聴くことができる「タイムフリー」という機能があります。
クリアな音でラジオを聴けて、しかも1週間までさかのぼれる。ラジオ好きにはうれしいサービスです。これは無料です。
しかし、radikoには「エリア内聴取」という制限があります。
北から順に「北海道・東北」「関東」「北陸・甲信越」「中部」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」です。
関東圏の人は関東圏のラジオ局しか聴けないし、近畿の人は近畿圏のラジオ局しか聴けないということです。
これでは、結局、関東の巨人戦中心のラジオ局しか聴けないことは同じです。
そんな人の葛藤を解消してくれるのが、radikoの「エリアフリー」という機能です。
radikoの「エリアフリー」は有料
エリアフリー機能を使うと、日本全国のラジオ局の番組(一部除く)を聴くことができます。ただしこれは有料です。月額350円(税別)です。
このサービスを使い始めると、全国のラジオ局で放送している野球中継を聴取できます。
たとえば関東にいても広島RCCラジオのカープ戦や、東海ラジオとCBCラジオのドラゴンズ戦。プロ野球の試合がある日は、ほとんど毎日、どこかのラジオ局で野球中継を聴くことができます。これはすごい!
radikoのエリアフリーを使ってオリックス戦の中継を追いかけてみた
radikoのエリアフリー機能を使って、全国でおこなわれらオリックス戦のラジオ中継を追いかけてみました。
パ・リーグのチームの試合は、ロッテとオリックスを除く4球団については、その地元地域で中継があります。
日本ハム戦は北海道のSTVラジオとHBCラジオ。
楽天戦は東北のTBCラジオ。
西武戦は関東の文化放送とNACK5。
ソフトバンク戦は福岡のKBCラジオとRKBラジオ。
オリックス戦を聴きたい時は、radikoのエリアフリーが大活躍します。
対ファイターズ戦は北海道のラジオ局で、対ホークス戦は福岡のラジオ局で、というように、エリアフリー機能で多くの試合を聴くことができます。
ロッテvsオリックスの対戦カードは、全国どこのラジオ局でもほぼ中継がなく、最後に放送されたのが2015年の文化放送です。
オリックス主催の楽天戦は、TBCでは開幕3連戦などの区切りの試合しか中継がありませんが、これはradikoではなくRakuten.FMというラジオ局が、楽天の全試合をネットで生配信しているので、無料で聴けます。
Rakuten.FMは楽天球団が運営する仙台のインターネットラジオ局です。
他に土曜日の対西武戦や、セパ交流戦の一部は中継がありません。
それ以外のオリックスの公式戦は、だいたいどこかのラジオ局で中継をやっています。
オリックス戦を聴く時は、全国のラジオ局をジプシーのように渡り歩きます。脳内全国旅行です。
どこのラジオ局でも、もれなく「相手目線」でブレません。先述の「ライオンズナイター」を始め、番組名が「ホークスナイター」や「ファイターズライブ」などですから。
オリックスはいつも敵役です。
なかなかのM感覚に浸れます(^_^;)
ただしどこの局も、相手びいきではありますがアンチバファローズではないので、オリックスは温かく迎えられる傾向があります。このあたりがパ・リーグのやさしさでしょうか。
いつも話題に上がるオリックスの2人の選手とは
全国のラジオ局で満遍なくオリックス戦を聴いていると、2人の選手の話題で解説者さんと実況アナウンサーさんが盛り上がります。
吉田正尚(まさたか)選手のフルスイングと打球の鋭さ。どこの局の中継を聴いていても、魅力として必ずと言っていいほど取り上げられます。
そして、マレーロという外国人選手。
この選手は、シーズンの途中で助っ人として加入しました。
マレーロ選手は、日本に来てさっそく打ったホームラン…で本塁ベースを踏み忘れるという珍プレーをしてしまいました。記録は三塁打で、来日1号は幻のホームランとなりました。
この印象が強いので、マレーロ選手が打席に入ると「あの珍プレーをしたマレーロ」と、面白プレーをした愛すべき外国人選手として、話題になります。
マレーロ選手は20号ホームランを打った時にも「あの幻のホームランが無ければ…」と言われ、日本プロ野球の記念すべき通算10万号ホームランを打った時にも「もしあの幻のホームランが無かったら」とネタにされてしまいます。
いろんな意味で全国のプロ野球ファンに愛されているのがマレーロ選手です。
月額350円で野球中継をほぼ毎日どっぷり楽しめた
radikoのエリアフリーは、ラジオ好きのプロ野球ファンにとっては最強のサービスではないでしょうか。
有料という点が大きなハードルに感じますよね。しかし月額350円÷30日=1日約12円。初めて契約する人は、初月無料です。
プロ野球公式戦が開幕する3月・4月あたりから加入して、日本シリーズが終わる11月あたりに退会し、翌年の春にまた加入するという節約方法もあります。
radikoのエリアフリーはプロ野球中継だけでなく全国のラジオ番組中毒になりそうな危険を感じるほど楽しい、オススメのサービスです。
なお、私はラジオ中継ばかり聴いていて、プレーをほとんど見ていないので、シーズンが終了しても、いまだにマレーロ選手の顔がわかりません(^_^;)。
途中加入のため、手元の選手名鑑にも載っていません。
ネットを見ればすぐ確認できるんですけどね。幻のホームラン動画とか。
でも、ここまで来たら意地です。
オリックス球団は来年もマレーロ選手と契約するようなので、今は想像を楽しんで、2018年版のプロ野球選手名鑑が発売された時にマレーロ選手の顔を確認してみようと思います!
読み返すと何だかradikoのまわし者のようなベタ褒め記事になってるなこれ(^_^;)
それだけオススメってことです!