コンビニやスーパーで販売されている、おなじみのパンといえば「ヤマザキ」のコッペパンシリーズです。
ヤマザキのコッペパンは、ローソン系列の100円ショップ「ローソンストア100」でも売っています。
そして、ローソンストア100のヤマザキコッペパンは、他のスーパーやコンビニにある「定番」商品とは違って、オリジナル商品なのです。
ジャム&マーガリン
って、知ってました?
私は知らなかったので、びっくりしました。
ヤマザキのコッペパンシリーズにもいろいろありますが、その中でも定番中の定番といえば「ジャム&マーガリン」です。
両脇に細いグリーンのラインが入った、透明なパッケージ。
超ロングセラーであり、懐かしの味。
甘いイチゴジャムとしょっぱいマーガリンが、謎の絶妙ハーモニー。おいしいですよねー。小腹がすいた時にスーパーやコンビニで目にすると、ついつい買ってしまいます。
その「ジャム&マーガリン」のコッペパンに、「ローソンストア100」だけのオリジナル商品があります。
上の画像を見比べるとわかりやすくて、どちらも「ヤマザキパンのイチゴジャムとマーガリンのコッペパン」なのに、パッケージが全然違うのです。
ローソンストア100のコッペパンのパッケージは、イチゴやイチゴジャムの写真、そしてピンクのライン。
従来のグリーンの印象とは正反対です。
そもそもなぜヤマザキのコッペパンのカラーがグリーンなのかという疑問は、ここではスルーしておきます。
では、この2つの商品は、どう違うのか、食べ比べをしてみました。
外見も中身も同じじゃ…
コッペパンの中身は、どちらもイチゴジャムとマーガリンです。
外見も中身も同じように見えます。途中ですり替えられてもわからないと思います。
実食してみます。まず従来版のほうから。
口に含むとパンに弾力があり、噛み締めたところで、両側からジャムとマーガリンがホワッと出てきて、逆にパンを包みます。
イチゴジャムの味が強くて、ジャムが溶けていくと、しだいにマーガリンの味に変化していきます。
何より、甘くてしょっぱいのに、のどごしさっぱりという不可思議さが、このパンの魅力です。
味も同じじゃないかしら?
次に、ローソンストア100オリジナルの「ヤマザキ 苺ジャム&マーガリンコッペ」を食べてみます。
口に含むとパンに弾力があり、噛み締めたところで、両側からジャムとマーガリンがホワッと出てきて、逆にパンを包み…ん?
これ、従来のコッペパンと、同じ味がする!
いやいやいや、そりゃヤマザキ製パンが作ったイチゴジャムとマーガリン入りのコッペパンだから、味がほぼ同じなのは想定の範囲内です。それにしても、味が同じじゃね?
そこで、パン、イチゴジャム、マーガリンの3種類にわけて、同時に口に含んで、味が違うか試してみることにしました。
パン。同じ味。
イチゴジャム。同じ味。
マーガリン。同じ味。
って、これ、同じパンだろ…
だまされてるのかしら?(^_^;)
パッケージの裏面を見ると、原材料名はすべて同じです。
しかし、1か所、大きな違いが!!!
熱量が66kcalも違う!
栄養成分表示です。1個包装あたりの栄養成分が、まったく違うのです。
《定番のコッペ》
熱量525kcal
たんぱく質9.3g
脂質25.7g
炭水化物64.0g
ナトリウム370mg
《ローソンストア100》
熱量459kcal
たんぱく質9.4g
脂質19.4g
炭水化物61.6g
ナトリウム350mg
熱量が66kcalも違っています。
味はほとんど同じなのに。
これは定番のコッペパンに対して、ローソンストア100版をコーラに例えると「コッペパン・ライト」みたいなものなのでしょうか。
いやあ、これは大発見だ!
(ちらっとローソンストア100の公式サイトを覗いたら、マーガリンが違うという記述がありました)
他にもオリジナルあり
まとめると、ローソンストア100にヤマザキのオリジナルコッペパンがあり、味は変わらないけど熱量が66kcal違うということですね。
ローソンストア100では、ヤマザキのもう一つの定番コッペパンである「小倉&マーガリン」についても、オリジナル商品を販売しています。
どちらも、味は変えずにヘルシーに、ということなのでしょうかね。
それなら、定番のコッペパンをすべてリニューアルしてヘルシーにしちゃえばいいじゃないかと思えてきましたが、そこもスルーしておきましょうか。
この記事での食べ比べは、あくまでも個人的な感想です。ぜひあなたも食べ比べてみてください。
ただし、両方合わせて1000kcal近くあるので、食べた後に胃もたれ感を抱いてしまったことは、内緒にしておきます(^_^;)