雑記とかドラマ【相棒】の魅力とか!

2020年はドラマ「相棒」関連の記事が中心です。

【相棒】神回・名作・衝撃回おすすめ10選!初心者なら右京さんがキレッキレなあの作品【ドラマ】

2020年10月から【相棒19】放送が決定!  過去の放送をチェックしておきましょう!

【相棒】は、テレビ朝日・東映の制作で2000年から放送されている21世紀を代表するテレビドラマシリーズです。


主人公は、水谷豊さん演じる杉下右京警部と、その相棒。初代相棒の亀山薫(かめやまかおる=寺脇康文さん)から、神戸尊(かんべたける=及川光博さん)、甲斐享(かいとおる=成宮寛貴さん)と続いて、冠城亘(かぶらぎわたる=反町隆史さん)が4代目。2人が所属するのは警視庁特命係です。


この記事では、過去に放送された作品から、当サイトが選ぶ神回・名作・衝撃回を紹介します。まだ【相棒】をあまり見たことがない人におすすめ。見たことがある人も、もう1回見ても楽しめる作品です。ぜひここでピックアップしたストーリーをチェックしてみてください。


あくまでも当サイトの主観による神回・名作・衝撃回です。参考にしていただける場合は、その点を踏まえてくださいますよう、よろしくお願いします!

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(画像引用=テレビ朝日・東映)

1.【相棒6第10話「寝台特急カシオペア殺人事件!上野~札幌1200kmを走る豪華密室!犯人はこの中にいる!!」】

2008年のお正月スペシャル。本編が120分を超える超大作です。当サイトがおすすめする文句なしの最高傑作です。

【どんな話?】
左翼過激派・新井田(川本淳市)が爆弾マニア・塚原(崔哲浩)とのアミューズパークでの取引に失敗。爆弾が爆発する事件が失敗した。その取引で塚原に渡すはずの金を奪った根元(柏原収史)を、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は札幌まで護送することになる。根元は公判中の事件の重要証人だった。(引用=TELASA)

右京さんと亀山くんは、事件の重要証人の根元を連れて、上野駅から札幌行きの寝台特急「カシオペア」に乗り込みます。その車内で殺人事件が発生。容疑者は1号車と2号車に乗り合わせた9人に。果たして犯人は?


右京さんの推理がいつも以上にキレッキレです。


アガサ・クリスティーの「オリエント急行殺人事件」のような、テレ朝系でおなじみの「西村京太郎トラベルミステリー」のような…電車密室ものの殺人事件を【相棒】なりに料理したら思考の逸品が出来上がった、そんなストーリーです。


カシオペアに乗るまでの伏線撒きまくりな第1幕。カシオペアの車内で事件が起きてきっちり解決する第2幕。カシオペアが札幌に到着してからもどんでん返しが連続して、最後は洞爺湖に舞台を移してクライマックスへ。


2時間があっという間に感じる、壮大なスケールの元日スペシャルとなりました。


伊丹刑事たち捜査一課トリオと大河内監察官のやりとりなど、コミカルなシーンも随所に盛り込まれています。


《2008年1月1日放送》
ゲスト=長山藍子、永島敏行、柏原収史ほか
脚本=戸田山雅司、監督=和泉聖治

2.【相棒9第8話「ボーダーライン」】

相棒史上「伝説の鬱回」とも言われている衝撃回です。この物語は「貧困ジャーナリズム大賞2011」に選出されました。

【どんな話?】
崖下から柴田(山本浩司)という男の転落死体が発見された。刃物による傷があることから、何者かに追い詰められて転落した可能性もある。柴田は金もなく、期限切れ間近の保険証と大中小3つの鍵を持っていただけ。柴田の奇妙な胃の内容物から事件に興味を抱いた右京(水谷豊)は、尊(及川光博)と捜査を開始。(引用=TELASA)

右京さんと神戸くんの捜査によって、柴田の哀しい「空白の11か月」が浮かび上がります。派遣会社で働きながら正社員への道を追い求めていた男性が、出会った人々に利用され続けて、底辺に転落し、スーパーの試食を求めて歩き回るようになってしまう…あまりにも悲しい物語です。


柴田の生き様の描写がリアルすぎて作品世界に引きずりこまれてしまうもしれません。健康状態がなるべく良い時の視聴をおすすめします。それほどリアルなんです。


ラスト近くで映るパン屋さんの女性の何気ないひと言も、インパクトが強すぎてトラウマになるかも??


右京さんの衝撃のセリフ「彼は、社会に殺された…」は、初回放送から何年たっても身震いし、社会制度のあり方について考えさせられる作品となっています。


《2010年12月15日放送》
ゲスト=山本浩司 ほか
脚本=櫻井武晴、監督=橋本一

3.【相棒6第11話「ついている女」→第12話「狙われた女」】(2話連続)

相棒史上最高のハードボイルド作品です。2話連続スペシャルとして、ハラハラする展開が続きました。

【どんな話?】
かつて右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)に殺人未遂で逮捕された「ついてない女」幸子(鈴木杏樹)が刑務所から脱獄した。すっかり更生した幸子は、あと1年半で出所したら服飾の仕事 がしたいと右京らに手紙を送ってきたのに。(引用=TELASA)

【相棒4第19話「ついてない女」】で初登場した月本幸子が、2シーズンぶりに再登場。前作で右京さんに犯行を暴かれた幸子さんは、刑務所で服役していました。


脱獄を企てた吉井春麗(MEGUMI)にまきこまれて、一緒に脱走させられる幸子さん。しかし、いろんな悪い奴に追われてしまいます。右京さんの救いの手は間に合うのか?


【相棒】では類を見ない、月本幸子と吉井春麗の「女性相棒」の物語です。幸子さんを巻き込んだのは春麗のほうですが、信じていた人物に裏切られた春麗にやさしい言葉をかけて絆を深めていく様子に、見ていて涙が止まりません。
ラストの右京さんの激怒一喝シーンは必見です。


「確かに紙一重かもしれません。しかし、その紙一重を踏み越える人間と越えない人間は、まったく違うんですよ!」


《2008年1月16日&23日放送》
ゲスト=鈴木杏樹、MEGUMI ほか
脚本=古沢良太、監督=和泉聖治

4.【相棒11第18話「BIRTHDAY」】

【相棒】で感動するなら、この話を見てほしい!! 何度見ても涙が止まらなくなる名作です。

【どんな話?】
右京(水谷豊)が「花の里」へと向かうと、店の前で自らを「家出少女」と名乗る小学校低学年くらいの女の子と出会う。右京は享(成宮寛貴)を呼び出し少女を自宅まで送ることに。少女は自宅マンション近くで降りると、いつの間にかオートロックで施錠されているマンションのエントランスの中へ。苦笑しながらマンションを出てふと見ると…。(引用=TELASA)

12歳の誕生日を迎えた少年は、自分を育ててくれた母親に「誕生日、ありがとう!」と手紙を書き、逆プレゼントを作ります。しかし、手渡す前に指名手配犯の逃走に巻き込まれてしまい…。


右京さんが家出少女に出会えなかったら、右京さんがマンションの近くの家の異変に気がつかず、少年は死んでしまっていたかもしれません。


懸命に逃げた少年、少年の無事を祈る母親、極悪人になりきれなかった犯人…


さまざまな思惑が交錯しながら迎えるラストは号泣必至です。


《2013年3月13日放送》
ゲスト=加藤清史郎、左時枝、榊英雄 ほか
脚本=古沢良太、監督=橋本一

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5.【相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン】

2008年に公開された【相棒】史上初の映画版作品です。当時、爆発的な盛り上がりを見せ始めた「東京マラソン」を模した「東京ビッグシティマラソン」。右京さんと亀山くんは、マラソンを最初から最後まで完走させて、3万人のランナーと15万人の観客を救うことができるのか?


亀山くん時代の【相棒】を飾るオールスターキャストが集結し、劇場版らしくスケールの大きなアクション大作です。


約2時間の本編のうち、最初の60分が「事件がマラソンに結びつくまで」で、その後にマラソンが30分、マラソンが終わると事件の真相が約30分で明らかにされる流れです。


冒頭から、都内で連続猟奇的殺人事件が発生します。どの事件現場にも不可解な記号が残っていました。右京さんと亀山くんが捜査すると、インターネット上に書き込まれた「処刑リスト」の存在にたどり着きます。処刑リストには与党衆議院議員の片山雛子の名前も。右京さんが推理で導いた次の標的は、東京ビッグシティマラソン!


この作品で見逃せないのは、真犯人の動機です。なぜ東京ビッグシティマラソンが標的にされたのか。


ネットの世界での、匿名の多数による「批判社会」。いわゆる「叩く、叩かれる」という、あれです。一億総評論家時代が加熱しすぎてしまった末に…??公開から月日を経ても、怖さがリアルです。


《2008年5月1日公開》
ゲスト=木村佳乃、西村雅彦、原田龍二、松下由樹、津川雅彦、本仮屋ユイカ、柏原崇、小野寺昭、細山田隆人、平幹二朗、西田敏行ほか
脚本=戸田山雅司、監督=和泉聖治

6.【相棒12第17話「ヒーロー」】

ストーリーが二転三転しながら意外な犯人にたどり着く、サスペンスドラマの王道を楽しめます。

【どんな話?】

右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は昼食後偶然、ビル火災の現場に出くわし救出作業に加わる。上の階で煙の中にいた女性を一人の青年が抱きかかえながら階段を降りてきて救出。救出されたのは弁護士の麗子(松尾れい子)。しかし、助けた青年はその場から姿を消してしまう。(引用=TELASA)

 右京さんとカイトくんは、麗子を救出した人物を捜し出しましたが、助けた竜也は事実を認めません。しかし、ビル火災が報道されると、一転してヒーローとして名乗り出てきます。


一方、IT企業の部長・轟が刺殺されます。轟の携帯電話の最後の着信は、竜也でした。


といった感じで物語が始まります。


なぜ「ヒーロー」は「ヒーローじゃない」と嘘をついたり、やっぱり「ヒーロー」だと名乗り出てきたのか。


麗子と竜也の意外な関係とは?


轟を殺した犯人は誰だ?


「サスペンスドラマあるある」といえば、犯人が追い詰められるシーンは岬。ナイフを振りかざす真犯人。間に合った右京さん、お約束の「やめなさい!」。


そして、犯人が捕まったら終わりではないのがこの話。どんでん返しの連続です!


《2014年3月5日放送》
ゲスト=岸田タツヤ、松尾れい子
脚本=金井寛、監督=田村孝蔵

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7.【相棒14第8話「最終回の奇跡」】

夜9時から始まる刑事ドラマのお約束「9時半に捕まる奴は誰かをかばっている?」が発動したかと思えば、その後に意外な真犯人が暴かれる!

【どんな話?】
人気漫画家・箱崎咲良(玄理)のマネジメントを担当する会社の社長・原田(内田健介)が、刺殺される事件が発生。現場は特徴的な建物付近にある階段で、遺体の近くには花びらが散らばっていた。警察が到着する前に、その様子を複数の一般人が撮影しており、SNSに多数の現場写真がアップされるという騒動も起こる。


原田は階段の途中に横たわり、傍らには花束と「それでも君を愛す」と書かれたカードが落ちていました。


それは、まだ発売されていない《彼方の星》という漫画の最終回に出てくる1コマとそっくりな構図でした。


この回の主人公は《彼方の星》を描いた漫画家の箱崎咲良(はこざきさら)。箱崎先生いわく「紙の前に座ると、神様がこう描けと教えてくれる」。


《彼方の星》の絵はドラマの中の漫画家ではなく、プロの漫画家さんが描いたものです。細部にこだわりがあります。《彼方の星》の最終回が掲載されている《月刊JUPITER》も表紙を見ると全部読んでみたくなります。


「最終回の奇跡」は、漫画も含めて世界観が美しく、きれいな作品です。まさに「神は細部に宿る」。


開始30分ごろには犯行を自供する者が出てきますが、これは刑事ドラマのお約束「21時30分に《私がやりました》と言う人物は、誰かをかばっている」です。


さあ、真犯人は誰でしょう。


犯人さがしをしながらエンタテイメント界の裏側が覗けるストーリーです。


《2015年12月9日放送》
脚本=藤井清美、監督=池澤辰也

8.【相棒16第19話「少年A」】

5年前の【相棒11第18話「BIRTHDAY」】で視聴者を感動の渦に巻き込んだ加藤清史郎さんが再登場でまたも涙を誘う!

【どんな話?】
ホステスの女性が自宅マンションで撲殺される事件が発生。現場検証の結果、犯人と思われる人物が、犯行後に12時間も部屋に残っていたという異様な状況が判明する。そんな中、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は現場付近で気になる少年(加藤清史郎)を目撃。その少年は、暴力団員風の男たちから脅されていたが、何か事情があるらしく…。(引用=TELASA)

母親に育児放棄された兄弟。学校なんて必要ないから行かない。児童養護施設に入るのはまっぴら。


古いアパートに住む2人には、生活費がありません。ヤミ金に手を出してしまいました。しかしお金を返す当てがあるはずもなく、その場を乗り切りつつも、もう逃げ場がなくなって…。
弟を守るために必死に生きる少年。


主人公が不幸にまみれる姿に、伝説の鬱回「ボーダーライン」の衝撃がよみがえります。しかし、少年たちは生きているうちに右京さんと出会えました。


右京さんに心を開いた「少年A」が初めて自分の本名を口にする瞬間。その直後に警視庁の廊下ですれ違う、兄と弟。


感動シーンの連続に、涙が止まりません。


《2018年3月7日放送》
脚本=徳永富彦、監督=橋本一

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9.【相棒10第10話「ピエロ」】

この作品を最高傑作に挙げる人も多い、2012年の元日スペシャルです。

【どんな話?】
刑事部長に命じられ、神戸尊(及川光博)が開演直前のオペラハウスに証拠品の返却に一人で向かうと、ロビーで子供たちを引き連れたピエロ(斎藤工)とぶつかる。(引用=TELASA)

ピエロを不審に思った神戸くんが後を追うと、バスの中に引き込まれて、子どもたちとともに誘拐されてしまいます。


犯人側の要求を実現しなければ、誘拐された神戸くんと7人の子供たちが殺されてしまう…右京さんは真犯人を捕まえて、人質を救出することができるのか?


相棒が引き離された環境で、お互いを信頼して全力で事件を解決させていくストーリーは、2時間半があっという間に感じるほどです。


途中でボスを裏切る誘拐犯のメンバーは、なぜそこまでして大金を欲しがったのか…この動機が切なすぎて、つい犯罪者に同情してしまいそうになります。


神戸くんが少女に勇気を与えた名言のシーンは必見。


「このルークは、きみと同じで勇敢で、ひとりでキングをやっつけることもできる。しかもこのルークはね、暗くなると光るんだよ。はい。(チェスの駒を加奈の掌に載せて)明かりを消してもルークとぼくが、きみが眠るまで見てるから、ね」


《2012年1月1日放送》
脚本=太田愛、監督=和泉聖治

10.【相棒2第15話「雪原の殺意」→第16話「白い罠」(2話連続)】

「雪原の殺意」と「白い罠」の2話連続作品は、雪の北海道を舞台にした、シリーズ初期の名作です。

【どんな話?】
ある日、美和子と待ち合わせていた薫は、男から金をもらってホテルへ行こうとする女性を拘束した。その女性は北海道警が売春と売春斡旋で逮捕、公判を前に逃亡していた沙雪という女性だった。偶然とはいえ札幌地検へ沙雪を送り届けることになった薫。右京の許可をもらい、周囲から嫌味を言われつつも無事札幌へとやってくる。(引用=TELASA)

1話目では殺人事件をきっちり解決し、2話目では、1話目の伏線が登場人物の思惑を交錯させながら回収されます。


大学生になった本宮沙雪の父親は10年前に人を殺して、死刑になりました。以来、沙雪は「生きる価値なんてない」と思い続けています。
2話目の中盤で、10年前の殺人事件の被害者家族が、沙雪にライフルの銃口を向けます。彼女は表情を変えずに「撃って」と言いました。
犯人に対する右京さんの名セリフが心に残ります。


「同じ苦しむならば、許すという選択肢は無いのでしょうか。あなたは撃たなかった。いや、撃てなかったんですよ。


その気持ちこそ、人が生きていく上で大切な約束だと、ぼくは思います。


たとえそれがどんなにつらくても、やりきれなくても、人はそのように生き直さなければならないんです」。


右京さんの話は、犯人だけでなく、沙雪の心にも変化をもたらしました。


この後、どんでん返しが待っています。北海道に来て沙雪を追いかけていた「謎の男」の正体とは。


最後の最後に沙雪が取った行動とは…?


【相棒】版「北の国から」を見ているような、めくるめく人間ドラマと感動のラストシーンに、涙が止まりません。


《2004年2月4日&2月11日放送》
脚本=櫻井武晴、監督=和泉聖治


以上、今回は10作を紹介しましたが。【相棒】シリーズにはまだまだ神回・名作・衝撃作がたくさんあります。テレビの再放送や動画配信サイトなどで、ぜひ【相棒】ワールドに浸ってみてください!

 

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