光る風の少年はどこへ

2020年はドラマ「相棒」関連の記事が中心です。タイトルは「相棒」のシーズン1に登場した絵画「光る風の少年」から。

ドラマ【相棒】好きの有名人が語る魅力まとめ…研ナオコさん、林修先生、西條和さんなど

2000年から約20年間続く刑事ドラマ【相棒】は、2020年3月で【相棒18】が終了し、早くも【相棒19】の放送が期待されています。

 

警視庁特命係に所属する杉下右京警部(水谷豊さん)の相棒は亀山薫(寺脇康文さん)、神戸尊(及川光博さん)、甲斐享(成宮寛貴さん)と続いて、現在は冠城亘(かぶらぎわたる=反町隆史さん)が務めています。

 

【相棒】がなぜ面白いのか、なぜ約20年もの長期間にわたって愛され続けているのか。この記事では【相棒】好きを公言する芸能人や著名人の熱い語りを紹介して【相棒】の魅力を探ってみます。

 

これから【相棒】を視聴してみようかなという初心者の方にもドラマの魅力が伝われば幸いです。

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(画像引用=テレビ朝日、東映)

研ナオコさん(歌手)

【相棒】に出演したこともある歌手の研ナオコさんはネットで「芸能界一の相棒ファン」と書かれていたこともあるそうです。

 

『【相棒】では、右京さんが自分のペースで勝手に動いていくところに魅力を感じます。彼が豊富な知識を活かして、様々な難事件を解決していくのが気持ちよくて。今回は、どういう風にやってくれるんだろうと期待しながら見ています』(【相棒】ノベライズ、season9下、朝日文庫、2013年)

 

研さんはどうしても【相棒】に出たいという思いを抑えきれなくなって「出してくれ!」「相棒大好き!」と言い続け、【相棒10第6話「ラスト・ソング」】への出演が決まったという経緯があります。熱意がすごいですね。

 

ノベライズ本の解説を務めたシーズン9の中では最終話の「亡霊」がいちばん印象に残っているそうです。「劇場版2」で死んでしまった大好きな小野田官房長(岸部一徳さん)が出てくるからだとか。

上田晋也さん(タレント)

テレビ番組の司会などでおなじみの「くりーむしちゅー」の上田晋也さんも【相棒】好きを公言しています。

 

『いつも「おそらくこういう展開で、こいつが犯人で」と予想しながら見ていくわけです。それが必ず覆される。それでいて破綻してない。無理矢理だれかを犯人にしたという感じが全くなく、ああ、そうだったんだと納得させられる。自分の予想が裏切られた爽快感。そう、気持ちよく裏切られるんです』

(【相棒】ノベライズ、season7上、朝日文庫、2010年)

 

ストーリーが二転三転した後に意外な犯人がわかるのは、脚本がしっかりしている【相棒】の魅力ですね。時には犯人がわかってからさらに予想を覆す結末になることも。

 

上田さんが好きなキャラクターは初期の【相棒】を震撼させた「平成の切り裂きジャック」こと浅倉禄郎。好きな作品は【相棒5第11話「バベルの塔」】なんだとか。

林修さん(予備校講師)

予備校講師でマルチタレントとしても活躍している林修さんも【相棒】の大ファンで、自分で【相棒】の脚本を書いてみたこともあるそうです。

 

2013年に始まった『林修先生の今やる!ハイスクール』という番組では第1回の放送で【相棒】の松本基弘プロデューサーをゲストに呼んで「刑事ドラマの作り方」を学んでいました。

 

現代文の講師をしている林さんは、ラジオ番組で『現代文というのは本文の中に根拠があって、それを押さえて、答えという犯人を見つけるんです。【相棒】の頭の使い方は、いい問題を解く時の頭の使い方に近いんです』と【相棒】の緻密さを独特の表現で語っています。

 

林先生がハマるほどですから、【相棒】をしっかり視聴していれば、情報処理や分析能力が磨かれて、入試で有利になるかもしれませんね!

麻木久仁子さん(タレント)

タレントの麻木久仁子さんはもともと2時間ドラマが大好きで、【相棒】はプレシーズンから見ているそうです。

 

『まるで飽きることなく、なぜこんなにも楽しみにしているかと考えると、シリーズを通して問いかけているものが「正義とは何か」だからだと思うんです』

(【相棒】ノベライズ、season7下、朝日文庫、2011年)

 

 「正義とは何か」は【相棒】が常に問いかけてくるテーマです。

 

『見終わるたびに考えます。はたして右京さんのいう通りなのだろうか、と。右京さんが正しいと思うわけではないですが、「じゃあそれならあなたは何が正しいと思いますか」ということを、毎回問われていると感じます』(同)

 

【相棒】では小野田官房長がかつて「杉下の正義は暴走する」と言っていました。何が正しいのか。視聴した後に考えさせられるのも【相棒】の特長ですね。

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井上和香さん(女優)

女優やタレントとして活躍する井上和香さんは【相棒8第9話「仮釈放」】に出演しています。

 

『【相棒】は刑事ドラマなんだけれど、全話観ていくと、決して犯人を捕まえて終わりというのではなく、時事問題を取り入れて、とても考えさせられます』

(【相棒】ノベライズ本season9上、2012年、朝日文庫)

 

2000年の放送開始以来、時事問題に敏感に反応してストーリーに組み込んでくるのも【相棒】の魅力です。

 

井上さんは【相棒9第6話「暴発」】を大好きな作品に挙げています。

 

『この回に限っては、「杉下さん、少しは折れようよ。生きてたら、こういうことだってあるじゃない。ちょっとぐらい、妥協しようよ。もう、みんなが救われるんだから、暴発でいいじゃない」と思ってしまいました。それでも、杉下右京は、そうはいかないんだと。そこが【相棒】っぽいですね。私は、そういうところをきちんと描いてる【相棒】が大好きなんです』(同)

 

一方で【相棒9第5話「運命の女性」】に登場する陣川警部補(原田龍二さん)の恋が成就しない例を挙げて『陣川君は、こうでなくっちゃという話も好きですけどね』(同)と、シリアスもあればコメディー要素たっぷりの回もある【相棒】の振れ幅の大きさも魅力として挙げています。

西條和さん(声優アイドル)

デジタル声優アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」で「滝川みう」を担当する西條和さんは刑事もののドラマや映画が好きで、中でも【相棒】シリーズが大好きだとか。

 

『もともと家族が【相棒】をすごく好きで、私が学校から帰ってくるとお母さんとお姉ちゃんが【相棒】の再放送をずっと観ていて。なので、私も一緒に観るしかなかったんです』

『観続けていくうちに「あ、右京さんカッコいい」と思うようになりました(笑)』

(『声優グランプリ』2018年9月号)

 

家族と一緒に【相棒】を視聴しているうちに自分もファンになるという「あるある」パターンですね。親から子へ受け継がれるというのは、それだけ良い作品であるという証です。

 

『ストーリーとしては、復讐モノや裏切られる系のものが好きで、人の心の闇が垣間見えるお話がすごく好きですね。だから『相棒』も、きれいに終わるお話よりも、犯人が狂気的なものがいいです』(同)

 

【相棒】には視聴者の涙を誘う感動系のストーリーもあれば、連続殺人鬼や心神喪失系の犯人など、モヤモヤが残る話もたくさんあります。型にはまらないのが【相棒】のいいところですね。

 

西條さんはいちばん好きな話に【相棒4第8話「監禁」】を挙げます。亀山薫が右京さんと間違われて監禁されてしまう話です。

 

『「これぞ右京さん!」と言いたくなるほど、右京さんのカッコよさが全部詰まっている』(同)と感じたそうです。

加弥乃さん(元AKB48、女優)

アイドルグループ「AKB48」の初期メンバーで女優の加弥乃さんは【相棒18第1話&第2話「アレスの進撃」】に出演しています。加弥乃さんは中学生の頃には【相棒】のノベライズを読んでいたそうです。

 

『【相棒】シリーズはただ事件を解決するだけじゃなくて、事件を解決する上で右京さんの暖かさが感じられるところも魅力です』

(ザテレビジョン、2019年10月配信)

 

【相棒】はシーズンを重ねるごとに、右京さんの「正義」だけでなく「人間愛」についても描かれるようになってきました。その辺りが「暖かさ」と表現されているのでしょう。

 

『水谷さんはいつも優しく両手で私たちに握手してくださって、現場がとても和やかな雰囲気に包まれました。あと、今回の役が橘禾怜(たちばなかれん)という名前で“ハナ”と呼ばれている子なので、スタッフさんたちも現場では“ハナさん”って呼んでくださるんです。でも、水谷さんには“加弥乃ちゃん”って呼んでいただいて感動しました。役名もその現場でしかないものなのでうれしいんですけど、名前を呼んでいただけるのもやっぱりうれしいなって』(同)

 

【相棒】の撮影現場では、水谷豊さんがキャストやスタッフ全員と握手やグータッチをする光景が日常です。水谷さんのちょっとした心遣いがゲストの緊張をほぐしてくれることも多いようです。

 

こうしたチームワークが良い作品を生み出し続ける原動力になっているのは間違いありません。

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辻村深月さん(作家)

作家の辻村深月さんは、初めて【相棒】を見た時に、胸を撃ち抜かれたそうです。

 

『杉下右京というキャラクターのなんとかっこいいこと! 彼のセリフ回しに魅せられ、鮮やかに事件の導入に引き込まれる。脚本もすごい。こちらの予想を超えて事件が何層にも動き、途中、「うわー、これ、あれの伏線だったのか!」と鳥肌が立つような驚きに何度も襲われる。ラストには「こんなことされたら泣いちゃうよ」と胸にぐっとくる、それでいて大人の抑制の効いた結末が描かれ、一話観終える頃には、私はすっかり【相棒】の世界に魅了されていた』

(【相棒】ノベライズ本season12上、朝日文庫、2014年)

 

初めて【相棒】を見て辻村さんのように鳥肌が立つような立つような衝撃を受けた人もたくさんいるのではないでしょうか。放送の終わりに「相棒すげぇ!」と叫んでしまう、あの感じ。初めて見る人にもやさしいのが【相棒】です。

 

『【相棒】は、おそらく、シリーズ全部を通じて、常に「今」がいちばんおもしろい』(同)

 

【相棒】が長く愛されている理由について、主演の水谷豊さんは常に「今」を大事にしていると語っています。時代の変化に敏感に対応しながら、その時できることを全力で頑張ってきた結果であると。

 

【相棒】は「今」の積み重ねなんですね。

【相棒】の魅力は人それぞれ

芸能界の大御所から2020年代を引っ張るアイドルまで、さまざまな有名人や著名人が語る【相棒】の魅力を紹介しました。

 

予想が裏切られるダイナミックな展開、正義とは何か、時事問題を取り入れた新鮮な内容など【相棒】に感じる魅力は人それぞれですね。

 

親が見ていたから一緒に視聴していたら【相棒】が大好きになったという話は、このドラマがどの世代が見ても楽しめる素敵なエンターテインメント作品であることを証明しているのではないでしょうか。

 

この記事では割愛しましたが、右京さんとその相棒だけではなく、捜査一課の伊丹刑事や芹沢刑事、鑑識課の米沢さんなどのサブキャラクターの存在も多くの人から魅力として挙がっていました。

 

常に「今」を大事にする【相棒】を、これからも楽しみにしています。

 

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