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ドラマ【相棒19-2話「プレゼンス〜後篇」】ネタバレ&感想…「6億あげるよ」で遊ぶ上級国民??

ドラマ【相棒】は2020年で20周年を迎え、10月からは新シーズン【相棒19】がスタートしました。

 

【相棒19】は新レギュラーに「こてまり」こと小出茉梨(こいでまり=森口瑤子さん)を迎え、水谷豊さん扮する杉下右京と反町隆史さんが演じる冠城亘(かぶらぎわたる)がたった2人の特命係として事件を解決に導きます。

 

この記事では2020年10月21日に放送された【相棒19第2話・拡大スペシャル「プレゼンス〜後篇」】のネタバレを含めた感想などを記述しています。

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(画像引用=テレビ朝日)

「プレゼンス〜後篇」はどんな話?

【相棒19第2話・拡大スペシャル「プレゼンス〜後篇」】

2020年10月21日放送

第1話(前篇)はどんな話だった?

閑静な住宅街で、警視庁交通機動隊=白バイ隊員の出雲麗音(篠原ゆき子)が何者かに拳銃で撃たれる。
懸命な手術の結果、一命はとりとめたもののバイクで転倒した際に右肘を複雑骨折しており、交通機動隊への復帰は不可能と宣告される。

そんな麗音のもとへ、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がやってくる。

至近距離から銃撃を受けたとき人の気配はなかったのか、と当時の状況を聞き出そうとする右京たちだったが、麗音はかたくなに口を閉ざす。どうやら交通機動隊の上司から「特命係には話すな」と命じられたようで…。

季節は変わり、秋。

麗音が捜査一課に配属されてくる。
異例の人事にざわつく捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)ら。

同時に「週刊フォトス」に広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)を中心とした警視庁の女子軍団「KGB(警視庁ガールズボム)」の会合の様子が掲載され、右京らは麗音の捜査一課配属が美彌子の強い働きかけと、警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)の鶴の一声によるものであることを知る。

実は美彌子は人事に対する口利きの代わりに、特命係に麗音の容疑者の割り出しをさせる、と衣笠に約束。

自分たちになんの相談もなく交渉材料に使われたことに不満を示す右京だったが、さっそく彼女をともない、捜査を開始する。

その矢先、ビルの壁面をボルダリングのようによじ登っていた男が、大勢のギャラリーと警察官の面前で転落し、死亡。
組織犯罪対策五課・角田六郎課長(山西惇)の調べで、その男・万津幸矢(櫻井圭佑)が広域指定暴力団『扶桑武蔵桜』の組員相手に「俺が白バイ警官を撃った」とうそぶいていたことがわかる。

さらに幸矢の遺品を整理していた母親の蒔子(松永玲子)は、パソコンの中に「ネオ・ジパング」という《仮想国家》を発見し、幸矢の恋人・朱音静(日南響子)に相談を…

(引用=テレビ朝日)

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今回の第2話(後篇)はどんな話?

白バイ警官・出雲麗音(篠原ゆき子)が銃撃された事件への関与を疑われていた男の所持品から拳銃が見つかり、被疑者死亡のまま送検されることになった。ただ、男の恋人だった静 (日南響子) の不自然な行動に疑問を持った右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は捜査を続行。彼女もまた、VRの世界に作られた仮想国家『ネオ・ジパング』の“国民”であったことを突き止める。その中にこそ、手掛かりがあると踏んだ2人は、再びVRの世界に入り込み、小さな疑問点を見つける。その発見を、『ネオ・ジパング』の生みの親であるIT長者・加西(石丸幹二)にぶつけるが、のらりくらりとかわされてしまう。しかし、加西がVR内で行っていた、数億円もの大金をプレゼントするという企画に話が及ぶと突然、風向きが変わって…!?(引用=テレビ朝日)

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主な出演者・スタッフ

出演者
杉下右京=水谷豊
冠城亘=反町隆史

小出茉梨=森口瑤子
伊丹憲一=川原和久
芹沢慶二=山中崇史
角田六郎=山西惇
青木年男=浅利陽介
風間楓子=芦名星

出雲麗音=篠原ゆき子

益子桑栄=田中隆三
内村完爾=片桐竜次
中園照生=小野了

加西周明=石丸幹二

朱音静=日南響子

万津蒔子=松永玲子

虎太郎=田中俊介

万津幸矢=櫻井圭佑

衣笠藤治=杉本哲太
社美彌子=仲間由紀恵
甲斐峯秋=石坂浩二
ほか


スタッフ
エグゼクティブプロデューサー=桑田潔
チーフプロデューサー=佐藤涼一
プロデューサー=髙野渉、西平敦郎、土田真通
脚本=輿水泰弘
音楽=池頼広
監督=橋本一
ほか

その後どうなった?(ネタバレ注意)

「ネオ・ジパング」の入国審査はパスワードを3回間違えると国外追放処分となるのだが、幸矢の母は2度間違えたところでやめていて、その時点では幸矢は国外追放処分になっていなかった。

 

3度目を入力してわざと間違えたのは、その日の夜に幸矢の部屋を訪れた静だった。静はお人好しの蒔子に責任を押しつけて「ネオ・ジパング」での幸矢のデータを消し去ったのだ。

 

国外追放処分は自動メールで通知されることになっていて、蒔子がVRゴーグルを触っていた昼ではなく、静が訪れた夜にメールが届いていたことから、右京さんたちが突き止めた。

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加西は以前にSNSでとくに意味もなく3名に1億円ずつあげるキャンペーンをおこなっていた。

 

麗音が伊丹に静の取り調べに参加させてくれと頼んだ。

 

麗音は静に「幸矢とどこで知り合った?」「初エッチは?」などと不躾な質問をした後、いきなり服を脱ぎ出して「弾丸が体を貫いて飛び出した痕。男に傷を見られるの、そうとう勇気いるわ」と凄み、伊丹に取調室から追い出された。

 

右京さんと亘が虎太郎から話を聞くと、虎太郎は幸矢と肩がぶつかった時に、幸矢が女を連れていたことを思い出す。

 

その女は静。静は幸矢が麗音を撃ったことを知っていて、犯人隠避していた??

 

「週刊フォトス」が「衝撃!!  警視庁白バイ隊員襲撃犯は女だった!」という記事を掲載した。犯人は幸矢ではない?

 

加西が1億円をプレゼントした3人の中に鯨岡聡子という女がいて、右京さんたちが聡子に話を聞くと、聡子は加西から「もう1億やるから公園を全裸で走れ」と言われ、実行したと打ち明ける。

 

加西は国民を金で操っている…

 

加西は「ネオ・ジパング」の中で大道芸人の恰好をして、パイプオルガンのあるコンサートホールで白いドレスを着た静と会うが、静の部屋にパイプオルガンの絵が飾られていたことから場所を突き止めた右京さんと亘が現れたため、加西はログアウトし、静は逃げ去る。

 

リアルの静の部屋のチャイムが鳴り、ドアの向こうには麗音がいる。ドアを開けない静に、麗音はドア越しに「私、犯人目撃してたのよ。犯人はあなたよ!」と叫ぶ。

 

麗音は、右京さんから「では手はずどおりにお願いします」と依頼されていたのだった。

 

そして、静が出頭…

 

静が麗音を狙撃した動機は「6億円」だった。

 

静は「ネオ・ジパング」の市で都心の億ションの購入券が当たったが、加西から「現ナマで6億のほうがもっと良くないか?」と声をかけられた。

 

加西に白バイ隊員を射殺したら6億円やると言われて、静は決行したが、麗音が死ななかったため、6億円は貰えなかった。

 

6億がチャラになったことに腹を立てた静の恋人である幸矢が加西に抗議すると、加西はビルを上りきったら金をやると挑発したため、幸矢はビルの外壁を上り、転落死した。

 

加西が静に白バイ隊員射殺を指示したのは、白バイ隊員が目障りだったから。

 

加西は逮捕されたが…どうやら衣笠副総監の鶴の一声によって、釈放されたらしい。

 

甲斐峯秋によると、かなり上の人間の意向が働いたという。警視総監や警察庁長官より、もっと上の…

 

加西は、貧しい人々だけではなく、中枢にもくい込んでいた…

 

右京さんは「僕は許さない。必ず首を取ります」と誓った。

 

《関連記事》次回はこちら

【相棒19第3話「目利き」】ネタバレ&感想…詐欺でお金と命を奪った男が実演販売でやり直すが

感想など

めっちゃ面白かったです。億単位のお金を簡単に動かせるIT長者による道楽で人が死に、その罪は金で解決されて罰せられない…めちゃくちゃ…でも、有り得る!

カップルでVRを楽しんでいたが…

第1話の感想で、万津蒔子のセリフから、現実逃避装置としてのVR(バーチャル・リアリティ)と、その器となった「ネオ・ジパング」の胡散臭さについて言及したのですが、ちょっと的外れな記述をしている箇所もありました。

 

まず、万津幸矢について。幸矢の母親は息子に現実逃避癖があると話していましたが、幸矢は現実世界では朱音静と恋人関係にあり、どちらかというとリア充だったようです。

 

現実が嫌だからVRに活路を求めたというよりは、静と一緒に別世界を楽しむための遊び感覚と受け取れます。

 

顔の見える仮想現実社会を、平和にわいわい楽しめるだけなら良かったのですが…

 

第1話の時点では仮想国家「ネオ・ジパング」の構造に詐欺的な胡散臭さを感じていたのですが、第2話で判明したのは、詐欺行為をする大悪人さえ小さな存在に思えてしまうような、とんでもない真実でした。

1億円を3人ずつにプレゼント?

ドラマでは「ネオ・ジパング」の「建国の神」と呼ばれる加西周明がどのような経歴を持つのか、詳細には明らかにされていません。

 

第2話で明かされたのは、IT長者の加西が大金持ちということでした。

 

右京さんと冠城亘を「それぞれ6億円」で買収しようとするほどです。12億。すごすぎます。

 

有り余るほどのお金を所持する加西が「ネオ・ジパング」を作ったのは、大いなる道楽といったところでしょうか。詐欺なんかやる必要がないですね。

 

思いつきで3人に1億円ずつプレゼントする企画をSNSで実行してしまうのもすごいこと。

 

ノンフィクションの世界で2019年に「ZOZO」で有名な前澤祐作氏が「100人にそれぞれ100万円ずつプレゼントする」という企画をTwitterで実施して話題になりました。

 

前澤社長の時に「そんなにうまい話はない」とよく言われていたものですが…加西周明にも裏目的があったようで。

6億円もらえるなら人を殺せる?

人はお金に目がくらむと、突拍子もないことも受け入れて、要求を飲んでしまうものなのでしょうか。

 

朱音静は「ネオ・ジパング」の世界で都心の億ションの購入権を獲得しました。仮想国家での買い物ですが、マンションはリアル社会に存在するものです。

 

それだけでもすごいのに。

 

静の前に現れた加西は「現ナマで6億のほうがもっと良くないか?」と声をかけました。

 

6億あったら何ができるだろう…さすがに金銭感覚が狂ってしまうかなあ?

 

ただし、加西の要求は「白バイ隊員を射殺すること」です。人の命を奪うということです。

 

取調室で芹沢刑事に「あんた神経どうかひてるよ」と言われた静は「6億だぞ?」と言い返していました。

 

しかも、白バイ隊員を狙撃して重傷を負わせたけれど、対象が死んでないから6億円はパーです。

 

めちゃくちゃですね。

 

恋人が死に、右京さんたちに徐々に追い詰められて、静の心は張り裂けそうになっていたことでしょう。

 

自分が射殺しようとした麗音に取り調べられて、それでもシラを切り通しても、最後に「私、犯人目撃してたのよ」と言われてしまうわけです。もう耐えられないですよ。

 

自分で出頭したってことは、覚悟がついたのかな。よーく反省して、罪を償ってもらいましょう。

 

朱音静役の日南響子さん、ハマり役でした。

右京さんは金と権力に勝てるのか?

加西は貧しい人たちだけでなく、権力を持つ人たちにもくい込んでいました。

 

本来なら加西は逮捕されるべきですが、お金の力なのでしょうか、警視庁の衣笠副総監の鶴の一声によって止められました。

 

どうやら警視総監や警察庁長官よりもさらに上の人間の力が働いている模様です。

 

お金があればなんでもできる…なんだか「上級国民」という言葉を連想してしまいます。

 

今回のタイトルとなった「プレゼンス」の意味は「存在」や「存在感」のことを指します。軍事的や経済的な意味での使用が多い言葉ですが、個人的な存在感という意味でも使われます。

 

加西周明の存在感。仮想国家「ネオ・ジパング」の存在感。石丸幹二さんの自由な演技もあって、加西の存在感は圧倒的でした。

 

このままだと、世界は加西周明の手のひらの上でクルクル回っていることになってしまいます。

 

そんな理不尽を右京さんが我慢できるはずはありません。人は犯した罪を法律で裁かれなければいけません。

 

「近いうちに突き止めて必ず首を取ります」

 

右京さんはそう宣言しました。【相棒18】最終回でも権力者の内閣官房長官に逃げ切られてしまいましたから、そろそろ右京さんに本領発揮してほしいところです。

声に出して読みたい右京さんのセリフ

(加西が金と権力により逮捕されないと知って)

「僕は許しません。近いうち突き止めて必ず首を取ります…必ず!」

 

《関連記事》【相棒18】の右京さん名言集はこちら

ドラマ【相棒】声に出して読みたい右京さんの12のセリフ!名言!【相棒18】より