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【相棒劇場版4】ネタバレ&感想…葉っぱを食べて生き延びた少年は法律で死亡宣告されていた?

【相棒】は、テレビ朝日・東映の制作で2000年から放送されている21世紀を代表するテレビドラマシリーズです。

 

水谷豊さん扮する杉下右京と反町隆史さんが演じる冠城亘(かぶらぎわたる)が、警視庁のたった2人の特命係として事件を解決に導きます。

 

この記事では【相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断】のネタバレを含めた感想などを記述しています。

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(画像引用=テレビ朝日)

【相棒-劇場版IV-】はどんな話?

【相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断】

2017年公開

どんな話?

英国で日本領事館関係者の集団毒殺事件が起こり、その唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織によって誘拐されたが、当時の駐英大使と日本政府はその事件を闇に葬っていた。

それから7年。国際犯罪組織バーズのリーダー=レイブンを長年追ってきた国連犯罪情報事務局・元理事のマーク・リュウが、香港から来日。

特命係の杉下右京と冠城亘は、社美彌子からの指示で案内役としてリュウに同行していたが、リュウの部下が「天谷克則という男を調べてくれ」というメッセージを残して黒衣の男に殺害される。

外務省のホームページをハッキングした犯行グループは7年前に誘拐した少女=鷺沢瑛里佳の現在の姿を動画で公開し、約9億円の身代金を要求した。特命係の2人は周囲を巻き込みながら事件解決へと独自に動き出す。

世界の要人を招いて国際平和会議が開かれる予定の日本はテロに屈しない姿を示さなければならないが、今回の要求を無視すれば少女は国から二度棄てられてしまう。

様々な思惑が交錯する中、右京は犯人グループの真の標的は東京・銀座での世界的なスポーツ大会の凱旋パレードだと気づく。

事件の鍵を握る「天谷克則」とは何者なのか?黒衣の男の正体は国際犯罪組織バーズのリーダーなのか?彼の本当の目的は?

日本中が歓喜に包まれた凱旋パレードの真っ只中、右京は真犯人を追い詰めるが、その先には誰も想像してなかった「真相」と「未来」が待ち受けていた。

(引用=TELASA)

主な出演者・スタッフ

出演者

杉下右京=水谷豊
冠城亘=反町隆史

月本幸子=鈴木杏樹

伊丹憲一=川原和久
芹沢慶二=山中崇史
角田六郎=山西惇

米沢守=六角精児

大河内春樹=神保悟志

中園照生=小野了

内村完爾=片桐竜次

鷺沢瑛里佳=山口まゆ

佐橋健作=益岡徹

山崎哲雄=菅原大吉

折口洋介=篠井英介

岩井孝信=江守徹

黒衣の男=北村一輝

マーク・リュウ=鹿賀丈史

社美彌子=仲間由紀恵

神戸尊=及川光博
甲斐峯秋=石坂浩二

ほか

 

スタッフ

脚本=太田愛

音楽=池頼広

監督=橋本一

ほか

【相棒15第13話・14話「声なき者」】が【劇場版4】に関連

【劇場版4】で起きる事件の半年前。

 

都内で起きた立てこもり籠城事件で、警察庁長官官房総務課長の山崎哲雄が参加する「健全な家庭を守る会」のメンバーによる悪事を特命係が暴いた。

 

山崎は権力を利用して事件の真相を握りつぶし、それどころか籠城事件を解決に導いた功労者として警察庁警備局長への昇進が内定する。

 

右京と亘は警察庁へ出向き山崎に立ち向かう。

右京「あなたは、何のために警察官になられたのでしょう?」

山崎「人にものを問う前に、君も警察官としてまともに事件を解決してみてはいかがです?」

 

立ち去る山崎に憤る右京と亘は、半年後【劇場版4】の舞台で再び対峙する…

反町隆史さんが語る【劇場版4】の魅力

「今回の映画に、右京さんが空を見上げるシーンがあるんですけど、僕はそれがすごく好きなんです。そのとき右京さんが見つめているのは、一体、何なんだろうと考えてしまう。それは、今の社会なのか、日本の行く末なのか、それとも右京さん自身なのか。観ている人の想像に任される部分ですけど、右京さんが見つめているもの、その先にあるものが何なのか、それを見るのが楽しみなんです」

(引用=オフィシャルガイドブック 相棒 劇場版4)

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その後どうなった?(ネタバレ)

右京とリュウがオフィスビルの最上階にあるレストランで食事をしていると、突然リュウが苦しみだして倒れた。階下のレストランフロアでも人が倒れていた。被害者の数は32名。死者は出なかった。

国に2度も見捨てられた少女

その頃、外務省のホームページがハッキングされて、レイブンからのメッセージ動画があがった。そこには7年前に誘拐された鷺沢瑛里佳が映っていた。レイブンは日本政府に対して身代金7億ユーロを要求する。

《7年前、日本政府は我々の要求を無視した。今回拒否すれば、大勢の人々が見守る中で、日本人の誇りが砕け散るだろう》

 

佐橋副総理は記者会見で「卑劣なテロとは決然とした姿勢で戦う」と表明。病室のテレビで会見を見ていたリュウは右京と亘に、政府が国民の命よりテロとの戦いに勝つことを優先したとして、瑛里佳は7年前と今回、二度国に見捨てられたことになると話す。

 

リュウ「私は、日本ほど平和で美しい国はないと思っていた。敗戦から奇跡の復興を果たした国。だが、この国がまた戦争を始めるとは…日本人が日本人であるというだけで標的になる。女も子どもも関係ない。しかも今度の戦争には終わりがない。相手は降伏を宣言する国家を持たない」

 

右京は、ふときれいな貝を見つけリュウに尋ねると、ナンヨウタカラ貝だという。殺された部下の形見だと。

米沢守と神戸尊が協力

右京とリュウは、鑑識課から警察学校に異動した米沢守にレイブンの動画の分析を依頼し、電車の走行音などから犯人のアジトの大まかな位置を割出す。

 

しかし特命係の2人は捜査本部には出入り禁止だ。そこで右京はかつての相棒である神戸尊を呼び出し、捜査本部に潜入してもらう。亘と尊はこの時が初対面。

 

新情報に騒然とする捜査本部では、伊丹刑事が床に落ちていたUSBに気がついて、誰のものか確かめるためにパソコンに差し込む。

 

右京はレストランでの毒物事件について、毒はエレベーターの回数ボタンに塗られていて、ボタンを押した人だけに被害が出たと推理する。

少年は戦争でひとり島に取り残された

リュウの部下が言い残した「天谷克則(あまがいかつのり)」について、1959年に特別措置法により死亡した同姓同名の人物がいたことが判明した。

 

終戦直前、アメリカ軍の空襲を恐れて日本軍が退避してしまった南洋のチューク諸島にいた克則少年は、無防備な島で戦火の中を母と逃げ惑い、気がつけば一人で浜に打ち上げられていた。

 

生の芋をかじったり葉っぱを食べたりして生き延びた克典は十数年後に自力で日本に戻ってきたが、父や母の死亡どころか、克則本人も特別措置法で未帰還者として戦時死亡宣告されていたことを知る。

 

国に見捨てられた子どもという今では、瑛里佳も天谷克則も同じかもしれない…

国に見捨てられた者たちの復讐?

右京と亘がレイブンのアジトを見つけると、瑛里佳だけが縛られた状態で残されていた。解放された瑛里佳は2人に拳銃を向ける。

 

右京は瑛里佳に、日本領事館関係者の集団毒殺事件について「毒を入れたのはあなたです」と告げる。日本人だからという理由でいじめを受けていた瑛里佳をだまして毒を入れさせたのは、誘拐犯の一味のデニス・コナーという男だった。

 

アジトで「南洋開拓団壮行会」という古い写真を見つけた右京たちは、レイブンは天谷克則の息子だと思い至る。

 

開拓団の人たちも彼らと同じように国を背負い、激励されて送り出された。だが、見捨てられ忘れ去られた…今日、銀座でおこなわれる日本選手団のパレードのように国の誇りとして迎えられはしなかった…

 

これはパレードを狙ったテロだ。内村刑事部長や中園参事官、警察庁の山崎警備局長や甲斐峯秋らが出席するテロ対策会議の部屋に入った右京は、パレードが標的になる可能性があることを告げる。

カラスの刺青の男を確保!

捜査員がパレードに大量に派遣されるが、捜査員の無線やスマートフォンがウイルスで汚染されて使えなくなった。そのウイルスは、伊丹刑事が拾ってパソコンに接続したあのUSBから広がっていた…

 

無線を妨害できるほどのでかい術力を持つ送信機…テレビ中継車だ!伊丹と芹沢が中継車に向かう。

 

右京たちは犯人の一味の滝口を見つけるが、その追跡は近くのビルからの狙撃によって阻止される。狙撃犯を見つけた右京と亘が首筋にカラスの刺青があるその男を確保する。

 

この男がレイブンなのか…しかし、男のリュックからは、50万人分の致死量があるという毒物は発見されなかった。この男はレイブンではない!

捜査本部にUSBを仕込める人物は?

ナンヨウタカラ貝…リュウはそれを部下の形見だと言ったが、部下の渡航歴を調べたところ、ナンヨウタカラ貝があるチューク諸島にはいっていないことがわかる。

 

リュウなら、捜査本部にUSBにを仕込むことが可能だ。アジト近くの防犯カメラを調べるよう提案したのはリュウで、それによって滝口を割り出すよう誘導したのではないか。滝口の顔写真を捜査員の一斉送信した際に、スマホを無力化させた…

 

リュウの部下が殺された時、部下の位置をもう1台のスマホでカラスの刺青の男に教えたのもリュウ…

 

マーク・リュウこそがレイブンであり、天谷だ。

 

右京と亘は社美彌子から、南洋開拓団壮行会の場所となったのが銀座開明館であったことを伝えられ、その地へ急行する。

右京、撃たれる!

ビルの屋上に到着したリュウはSATに足を撃たれた。

 

右京「これがあなたの最後の仕事ですか。その毒物を使って、大勢の罪のない人々を殺戮することが」

だが、リュウの本当の狙いは…

 

反対側から屋上に上がってきた瑛里佳に「やめて」と叫ばれたリュウだが、毅然とした表情を変えることなく、毒物をばらまこうとする。

 

その瞬間にSATに射殺命令が出て、隊員が狙撃すると、右京がリュウの前に飛び込んで身代わりに撃たれてしまう。

 

捜査員に連れて行かれるリュウ。横たわる右京。危篤状態となり、搬送される。

自分勝手な駐英大使が許せなかった

カラスの刺青の男は天谷克則の息子ではなく、土橋紘一。元SPで、7年前に少女誘拐事件が起きた際の警備対策管だった。土橋は少女を見殺しにしようとする駐英大使に抗議し、解任されていた。

 

レイブンのほうから土橋に会いに来て、その別荘で瑛里佳と知り合った。レイブンは瑛里佳を傷つけたコナーを自分で射殺した。

 

レイブンは土橋にとって犯罪者だが、土橋にとっては、子どもを見殺しにして出世していく駐英大使より余程ましだと思った。この人のためなら、もう一度命を張ってもいいと思った…

レイブンの真の目的とは??

拘置所で対面する右京とリュウ。右京は、リュウの真の目的は「パレード会場にいた人々も、テレビや新聞で事件を知った人々も、これから先、日本人というだけでテロの標的になるかもしれないと思ったはず。大勢の日本人にそう思わせたい。そのために、今回の犯罪を企て、無差別テロに失敗した外国人テロリストのマーク・リュウとして射殺されることだった」と指摘する。

 

右京は、あの時ビルの屋上で瑛里佳がリュウをら止めても微塵も迷わなかった点に触れた。そこで毒物をばらまいていたら自分の手で瑛里佳を殺すことになる。実の娘のように大事に育てた少女を…

 

自分は日本人ですらないというリュウに右京は「いいえ。やはりあなたは天谷克則です」と語りかける。

 

「だからこそ、人生の最後にこんな犯罪を企て、この国の土になろうとした。何度、国に捨てられても、あなたの祖国を思う気持ちは、生涯、途切れることはなかったからです。はるか昔、あの遠い島にいた頃と同じように。」

 

自死を選ぼうとするリュウ。しかしう今日は「天谷さん。戦火で亡くなったのは、どのひとつもかけがえのない命なのだとあなたは身をもって知っている。生きられなかったたくさんの命を覚えている。そのあなたが、こんな風に自分の命を粗末にしてはいけない。たとえ裁かれる身であっても、あなたは最後の時まで生きるべきです。…いや、生きてください」

 

その後。車椅子に乗り亘とともに佇む右京は、空を見上げていた。「そろそろ行きましょう」と促す亘に、右京は「もう少しだけ」と頼み、空を見上げ続けた。

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感想など

過去も現在も「自分さえよければいい」という人がたくさんいて、そんな人たちによって傷つけられたり、人生を狂わせられたり、命を奪われたりする人がいるけれど、未来をそうならないようにするためにはどうしたらよいのか、考えさせられました。

生のイモや葉っぱを食べて生き延びる

極限の絶望に打ちのめされた時、人はそれでも強く生きられるものなのでしょうか。

 

天谷克則の父親と母親は、戦前に南洋開拓団として、トラック諸島に渡りました。

 

当時のトラック諸島は日本の委任統治領で、開拓団として海に渡った日本人が、立派な町を作っていました。島には海軍の大きな港がありました。

 

その島で、克則は1941年に生まれます。

 

戦争末期、ある朝、目が覚めると、たくさんいた軍艦が港から消えていました。マーシャル諸島がアメリカ軍に占領された後、大規模な空襲を恐れて主力艦隊が退避してしまったのです。

 

島に残された人々は、無防備な島で戦火から逃げ惑いました。島から脱出するためのボートに乗った母と息子ですが、ボートが転覆してしまい、克則だけが浜に打ち上げられていました。

 

生の芋をかじったり、葉っぱを食べたりして、少年はなんとか生き延びました。

自分はすでに死んでいた

克則は19歳になった時、初めて日本に来ました。両親の死だけでなく、自分も特別措置法によって戦時死亡宣告されていることを知りました。

 

幼い頃に国に見捨てられ、国に戻ったら死んだことにされていて、何度も何度も絶望を味わった人間。想像を絶する境遇です。

 

天谷克則はマーク・リュウという名で国連犯罪情報事務局の理事となる一方で、国際的な犯罪組織「バーズ」のリーダー・レイブンとなりました。

 

マーク・リュウはレイブンを追いかけて、日本に戻ってきます。むごい仕打ちをされた国に対して、復讐ではなく、愛の気持ちを強く持って。

国に見捨てられたからこそわかること

レイブンの犯罪組織はイギリスで鷺沢瑛里佳という少女を誘拐しましたが、当時の駐英大使と日本政府は、そのことを闇に葬っていました。

 

瑛里佳も、天谷克則と同じように、国から見捨てられた人間になりました。

 

レイブンは瑛里佳を大切に育てました。そして7年後、日本政府に対して再び身代金を要求しました。

 

「今回拒否すれば、大勢の人が見守る中で、日本人の誇りが砕け散るだろう」

 

レイブンの行為を政府はテロと断定しました。

 

レイブン=マーク・リュウ=天谷克則にとっては、想定通りに事が運びます。

 

国を見捨てた人間に対する復讐のようにも見えますが、彼はその気持ちをぐっとこらえて、違う目的を果たそうとします。

 

日本国民に、危機意識を持ってもらうことが、かつて地獄を味わった人間の真の目的でした。当たり前の平和は、いつ壊れてもおかしくないから。身をもって知る彼だからこそ思い至った、自作自演のテロ行為未遂です。

だからといって犯罪は許されない

しかし、どんな理由があるにせよ、犯罪によって国民の意識を変えようとする行為は、間違っています。

 

世界スポーツ競技会から凱旋した日本選手団のパレードに集まった50万人もの人々が、命の危険に晒されたのです。

 

天谷克則は、かつての自分のように、現代の日本国民も危険を体感しないと危機意識を持てないと感じていました。

 

自分が犯人として事件を起こし、自分が捜査陣に加わることで、自分が描いた筋書きのラストまでたどり着きました。

 

50万人分の致死量がある毒物をばらまく寸前に射殺される段取りでした。しかし、射殺されるべく放たれた弾丸は、彼をかばって飛び込んだ右京さんに命中してしまいました。

 

自分の身代わりとなって撃たれ横たわる右京さんを、レイブンは、マーク・リュウは、天谷克則は、捜査員に確保されながら、どんな気持ちで見つめたのでしょうか。

 

右京さんは、自分を裏切った犯罪者を守り、危篤状態となりました。そこまでしてでも、右京さんはひとつの命を守ったのです。

天谷克則はどうすればよかったのか

戦争で日本軍は多くの国民を見捨て、イギリスでの誘拐事件では小さな少女を見捨てました。

 

そこには「自分が良ければそれでいい」という浅ましい思惑が丸見えです。

 

自分本位な人たちによって苦しめられ、人生を狂わせられ、大切な人の命を奪われた人間として、天谷克則は弱者の気持ちがよくわかっているはずです。

 

しかし彼の独りよがりな犯罪行為は、国民のためと言いながらも、それを遂行して自分が射殺されて終われば、それこそ「自分が良ければそれでいい」ことになってしまいます。

 

レイブンが大切に育てた鷺沢瑛里佳は、彼のそんな死に方を受け入れられるはずがありません。

 

天谷克則がとるべき行動は、自作自演のテロ未遂で自分の命を捨てることではなく、身近にある大切な命を守り続けることだったのではないでしょうか。彼を右京さんが守ったように。

右京さんが見上げた空には何が?

映画のラストシーンで、右京さんは車椅子に座って空を見上げていました。

 

この時、右京さんは何を思っていたのでしょうか。

 

冠城亘役の反町隆史さんはそのシーンを見ながら「今の社会なのか、日本の行く末なのか、それとも右京さん自身なのか」といろいろ考えてしまうそうです。

 

爆撃機が絶え間なく飛んでいた頃の空は、現在の日本にはありません。

 

平和ボケともいわれますが、人が人を苦しめる行為は今もどこかでおこなわれています。殺人事件、詐欺、家庭内暴力、いじめ、ネットやSNSでの袋叩き行為…

 

こころの爆撃機は、無くなっていないのかもしれません。完全に無くなることなど期待できません。

 

ならば、私たちができる最善の行為は「守る」ことのような気がします。

大切な人を守る覚悟を持って未来へ

天谷克則の母親は、自分の命が尽きるまで息子を守り抜きました。

 

レイブンは、同じ境遇にある鷺沢瑛里佳を大切に育てました。

 

右京さんは、犯罪行為で自分を騙していたマーク・リュウを身をもって助けました。

 

天谷克則=レイブン=マーク・リュウが、様々な人に関わり、助け、助けられたように。人と人がお互いを思いやり合える社会をめざすならば、侵害してくるものから大切なものを守るために戦う覚悟を持つこと。

 

右京さんが見つめていたのは、大切な人を守る覚悟を持った人々の愛と笑顔があふれる未来だったのではないかと思います。