ゆいパンク神推し『地下を照らす太陽』&気になるアイドルインタビュー&ライブ感想記

現代社会の「人のこころ」を追いかけるライターです。アイドル『ゆいパンク』さんを神推し。ゆいさん取材連載『地下を照らす太陽〜いつか地上の星になる』!私が本気で気になるアイドルさんたちにインタビューする『アイドルの理由』!ライブ感想記!人生の教科書はドラマ「相棒」!文章の師匠は元週刊プロレス編集長!!

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【ゆいパンク第2話】 キャンモンと僕ライ兼任開始! 変化と成長の破天荒な半年間! 【地下を照らす太陽】

この記事では「CANDY MONSTER」と「僕と契約してライヴ信者になってよ。」で活動する地下アイドル「ゆいパンク」さんについて紹介し、その「目標達成」への道のりを追っていきます。今回は連載の第2話!

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(今回の記事の文中、ゆいさんが自分を「私」または「ゆい」と発言した部分は、そのままの状態で記載しています)

第1回はこちら

【ゆいパンク第1話 地下を照らす太陽】アイドル・ゆいパンクってどんな人?キャンモン&僕ライで活動! - ゆいパンク神推し『地下を照らす太陽』&気になるアイドルインタビュー&ライブ感想記

『佐江ちゃんオタク』だからわかる、ファンの気持ち

 

8月24日、日曜日。ゆいパンクは、ソロ活動である「CANDY MONSTER」(キャンモン)として、さらにグループでの「僕と契約してライヴ信者になってよ。」(僕ライ)のメンバーとして、下北沢でそれぞれ1回ずつステージに立った。

 

この日、ゆいパンクはP(プロデューサー)さんにお願いして、出演時間を遅めに設定してもらっていた。

 

ずっと推し続けている元AKB48の宮澤佐江のライブが川崎駅近くのライブハウスで開催され、追加公演として発表された13時スタートの回のチケットを手に入れることができたのだ。

 

「佐江ちゃんオタク」を自称するゆいパンクにとって、宮澤佐江は、自分のスケジュールを替えてもらってでも、どうしても「会いたい」存在。

 

椅子席のある会場で、VIPのチケットを取ったゆいパンクの席は前から2列目だった。

 

「佐江ちゃんが出てきた瞬間から、泣けてきちゃって。久々に生の佐江ちゃんに会えて、佐江ちゃんが存在してくれてることの嬉しさがこみあげてきました。

 

アイドルの佐江ちゃんを好きになって、佐江ちゃんがアイドルを卒業して、活動の幅を広げてから、ゆいは佐江ちゃんの舞台とかバースデーイベントとかにも通っていました。でも、歌って踊るライブのイベントはほとんどなくて、今回、9年越しにあって。

 

佐江ちゃんを好きになった人って、ほとんどが、佐江ちゃんがAKB48にいる時に知った人なんです。どんな佐江ちゃんでも好きだし、どんな活動をしていてもついていくんだけど、歌と踊りの姿って、原点じゃないですか。もう最高。

 

私ってオタク気質だから、佐江ちゃんが何をしてても好き。もう本当に神推し。

 

目の前で歌ってくれる、踊ってくれる、目が合う…もし、佐江ちゃんが全曲ミスったとしても、ゆいは『最高だった』って言うと思うんです。好きがあふれすぎて」

 

生粋のアイドル好き。「神推しの佐江ちゃん」と同じアイドルとして舞台に立つゆいパンクにとって、勉強になったこともたくさんあった。

 

「ゆいも自分がライブをしている時に、見てくれている人と目を合わせようとか、目が合った時にこの人はこういう感情なんだなって分かってきたし、自分の気持ちも伝わっている気がします。

 

目が合わなくても、パフォーマンスで伝わることもあると思うけど、目が合ってわかる感情を大事にしています。それを、佐江ちゃんのライブを見て、ファン目線で改めて感じられました」

 

自分がファンとしての感情の移ろいを経験しまくっているから、アイドルとしての自分とファンの間の感情の交差を生かすことができる。

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『悔しい』をバネにして成長し続けるCANDY MONSTER

 

僕ライが2月4日に正式デビューして以降、ゆいパンクの表情は以前にも増して楽しそうに見える。

 

ソロのキャンモンとグループの僕ライ。その活動を本人は「いい調子なんじゃないかな」と振り返る。

 

「周りからの評価面か、動員面か、パフォーマンス面で測るのか、いろいろあるけど、総合してみると調子がいいと思います。でも、キャンモンにしろ僕ライにしろ、ライブは毎日のようにあるから、動員面でピンチの時もあります。その中で、キャンモンも僕ライもいっぱいほめてもらえる。

 

私は、マイナスな言葉を見ないようにするということができないんです。それもそうだなと自分が感じたものは自分のプラス面にしていけばいいし、積極的に取り入れるようにしています」

 

ゆいパンクがキャンモンとしてステージに立ち、終演後に話を聞くと「悔しい」と率直な気持ちを吐露することが何度もある。

 

「他のグループさんを見て悔しいって思うこともあるし、1人のキャンモンとグループは比較する対象じゃないでしょ、と言われることもあります。

 

私はソロだからって、グループに負けていいとは思ってない。ソロでもグループを越えることができるんだったら、それをやりたい。他のグループさんの、フロアとステージの団結力を目の当たりにすると、自分ももっといけるな、一体感を作り上げていきたいなって。

 

ワンマンのライブだと、自分たちを見に来てる人でいっぱいだし、みんな気持ちが高ぶってる。でも対バンとなると、みんながみんなそうじゃない。そういう時に、ワンマンくらいの盛り上がりを出せれば強いですよね」

 

ゆいパンクは、自分が発した「盛り上がり」という言葉に、微かに首をひねった。

 

「最近、思うのは、盛り上がりがすべてじゃないなって。この界隈って、盛り上がってるから楽しいってところもありますよね。でも、佐江ちゃんのイベントに行った時に『聴いていたい』という、耳から感じる幸せを感じて。推しメンが歌っている姿や表情、声を拝みたい。盛り上がらなくても、それだけでも充分楽しめるなと。

 

キャンモンのライブは、めっちゃ盛り上がる日と、ゆいの歌を聴きに来てくれてるファンが多いなって感じる日があります。『今日は盛り上がらなかった』じゃなくて『今日は歌を聴いてくれる日だったんだ』と、最近思えるようになりました。

 

キャンモン主催の時(2025年8月16日、新宿CLUB SCIENCEでの『怪獣フェス』)に、すごく盛り上がったという感じじゃなくて、でも、フロアがみんな笑顔で、幸せそうだったんです」

 

確かにあの日、ゆいパンクの締めのあいさつの後に、知らない人同士が「楽しかったね」と声をかけ合っていた。キャンモンのことをあまり知らなかった人も笑顔で、ゆいパンクのチェキの列に加わっていた。

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⬆️8月2日の僕ライワンマンライブ告知ポスター

 

発展途上の僕ライ  ファンと一緒に成長していく楽しみ

 

一方で、僕ライのライブでは、結成当初よりも、フロアのファンの熱度が高まってきた。

 

ゆいパンクはそれを「ノーモア」(『NO MORE DM派』と『NO MORE 接触派』)の2曲が披露された頃が境目だったと分析している。

 

この2曲は「腐ったアイドル業界に宣戦布告」として、DM攻撃で他のアイドルのファンを奪っていくアイドルや、そのファンにまで喧嘩を売るような過激な歌詞が特徴だ。

 

僕ライの、グループとしての信条は

 

「#ツナガリ・ダメ・ゼッタイ」

 

である。アイドルとファンの裏でのつながりなんて、絶対ダメ。アイドルが色恋を絡めて営業してんじゃねーよ、ステージで勝負しろよ。と、界隈の人が聞いたら「そこ触れるか」と戸惑うような勢いに、爽快感がある。

 

「僕ライって『ニューパンク』を謳ってるじゃないですか。でも、当初は来てみたら『そこまでじゃないな』って、良くも悪くも言われることがあって。『もっとフロアが暴れててヤバいかと思った』と。確かにパンクを想像して来る人にしたら、パンチが弱かったのかもしれません」

 

デビュー時に発表された『パイセンの彼女』などは「好きな女の子が自分の先輩と付き合っている。どうして僕じゃダメなの」という悲哀を表現した曲で、確かに「社会の何かに反発する、訴えかける」というパンクの概念からは外れている。

 

その後に発表された『ハルシオン』も激しい曲調と叫びが特徴であるが、その次の『世界のために』は途中で曲調が変わったり、ミュージカルのようなダンスが織り込まれていて、見ていて楽しい曲に仕上がった。

 

僕ライは、デビューから半年が経過した時点で、まだ手探りといった状況だ。

 

発展途上の僕ライは、これからどんな展開になっていくのか。ゆいパンク自身にもまだ明確な「僕ライ像」は固まっていない。だからこそ、ファンと「わくわく感」を共有しながら未来へ向かう。毎日のライブが楽しくて仕方がない。

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⬆️のあパンク、ゆいパンク、なのパンク、ひめパンク

 

キャンモンと僕ライ
2つのワンマンライブで感じた
メンバーとの信頼関係

 

キャンモンと僕ライを兼任し始めてから、ゆいパンクの心境に変化はあったのだろうか。

 

「どっちも自分なんだけど、どっちもの自分に自分が負けたくない。『僕ライのゆいちゃんのほうがイキイキしてるよね』『キャンモンのゆいちゃんのほうがイキイキしてるよね』って言われたくない。

 

どっちかを応援してくれるのも嬉しい。それが兼任の良さなんじゃないかな。でも、ゆいはどっちも好きで、どっちも本気でやってるから。

 

と思いつつも、僕ライは5人になって、頼る仲間がいる。キャンモンは1人。キャンモンは1人でやらないと前に進めない。僕ライでは、いい意味でメンバーに頼らせてもらってるかな。」

 

キャンモンと僕ライは、毎日どのライブも重要とわかっているうえで、特に動員が必要なライブを「最重要」と位置づけて、7月と8月の最重要ライブに、それぞれ動員目標数を設定した。 

 

最重要ライブの動員数の合計が目標を上回ると、ファンにとって嬉しい特典が用意されている。

 

だが、初期の最重要ライブは、動員を達成することができず、Pさんが半ばキレ気味に「今、こんな状況です」とX(旧Twitter)で発表してしまった。

 

メンバーもファンも「これはヤバい」と気が引き締まった。

 

最重要ライブには、キャンモンのワンマンライブ(7月20日)と僕ライのワンマン(8月2日)も含まれていた。

 

「7月20日のキャンモンのライブにたくさん動員があったら、後がけっこう楽になるじゃないですか。キャンモンが1人になって初めてのワンマンだったから、絶対に成功させたかった。

 

たくさんの人に見てほしいけど、チケットを売るのは私しかいないから、プレッシャーがありました。7月はPさんにたのんでキャンモンのライブを増やしていただき頑張った結果、目標を上回れました。

 

キャンモンのワンマンまでの間は、キャンモンのチケット売りに専念させてもらって、僕ライのチケットはメンバーに頼って、お願いしちゃいました。それは仲間がいるからできることで。

 

僕ライのワンマンは、最初は売れるチケットの枚数が少なかったんです。キャンモンのライブの時に、僕ライのワンマンの宣伝もしたかったんだけど、物販の時間などではバタバタしちゃって、ほとんどできませんでした。キャンモンと僕ライを並行して告知できてたら違っていたのかもしれないと思って、反省しています。

 

結局、キャンモンも僕ライも目標を達成できたので、後から振り返れば楽しかったなとも思っています」

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僕ライの変化とともに
キャンモンも新たな境地へ

 

2つのワンマンの動員目標を成功させたキャンモンと僕ライ。その中でもゆいパンクは、キャンモンのライブで目標を達成したことにほっとしている。

 

僕ライが激しさを増し、ファンがウォイウォイ盛り上がれるグループに成長する直前に、キャンモンでは『逆転サプライズ」という、昭和のアイドルを思い出させるような、好きな人にフラれちゃった女の子の心境を、しっとりとかわいらしく歌い上げる曲を発表した。

 

そうかと思えば、次の「逆境ループ」のMVは、ゆいパンクがフロアにダイブする場面もあるハイテンポな曲となった。

 

「エモ(以前所属していたグループの必殺エモモモモ7)とキャンモンの時は、ジャンル分けが簡単だったんです。キャンモンがアーティスト志向で、エモがエンタメ系のアイドル。

 

僕ライには『かっこいい』というイメージがあって、そこがむずかしい。僕ライにアイドル要素が無くなってきたから、私が好きな「アイドルアイドルした」曲として、キャンモンに『逆転サプライズ』を作っていただいたんですけど、みんなから見たら、今までのキャンモンの曲との違いにびっくりしますよね。それでも『逆転サプライズ』が好きって言ってくれる人も多いし、私も大好きな曲です」

 

ニコニコ楽しそうに話すゆいパンクは「載せても大丈夫な裏バナシ」を教えてくれた。

 

「キャンモンのワンマンの直前に、着る予定だった衣装と違う物が届いて、サイズも小さくて『これじゃ、ゆい、ライブできません』ってスネてたんですよ。そしたら、Pさんが渋谷に一緒に似合う服を買いに行ってくれて。私の超ワガママを聞いてくれたおかげで、素敵な衣装ができあがったんです」

 

Pさんはいい人だ、という裏バナシだった。

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⬆️8月には5人目のメンバー、ぐらパンクが正式加入

 

めちゃくちゃ仲がいいけど
メンバーはライバルでもある

 

僕ライが正式デビューした2月4日について、ゆいパンクは僕ライの出番で緊張していたことは覚えているが、キャンモンのことは何も覚えていないという。そこで、その日のスケジュールを振り返りながら、当時のことを思い出してもらった。ゆいパンクは「キャンモンのほうが緊張していた」ことを思い出した。

 

僕ライより先にキャンモンのゆいとして登場し、フロアの全体の様子や一人ひとりの表情を見る。この人はつまらなそうだなと思ったら、楽しませなきゃと気を引き締める。楽しんでくれている人がいたら、さらに楽しませたいなと意気込む。

 

その日のキャンモンのステージは平日の早めの時間だったが、気合いの入ったファンが集まってくれていて、とても心強かった。自分の存在は、ファンのみんなありきだなと実感した。みんなが応援してくれて、現場に足を運んでくれたことが嬉しかった。

 

「あの頃と比べると、僕ライはメンバー同士がさらに仲良くなりました。キズナが深まった。ライブがいつも楽しいです」

 

メンバーの信頼が固くなっていく様子は、フロアから見ているファンにも伝わっている。

 

Pさんが「仲がよすぎる」と苦笑いしていた時もあったくらい、本当に仲がいい。

 

「でも、みんな夢があって、売れるためにアイドルをやっているから、仲が良くて馴れ合いになるのは、私は違うと思います。そこのライバル意識は絶対に捨てないようにしています。

 

ただ、エモ7の時みたいに、メンバーがどんどん入れ替わると、ファンから見たら不信感が生まれるじゃないですか。内部事情を詮索されたりして」

 

それでも、ゆいパンクが諦めずに残り続けたことで、エモの消滅後もキャンモンが続き、僕ライのデビューに繋がった。

 

8月から加わった5人目のメンバーである、ぐらパンクも、以前所属していたグループでメンバーに辞められるほうだったので、自分からは絶対にやめないと宣言している。

 

ゆいパンクをリーダーとした僕ライというグループは、誰かがいなくなる不安とは無縁の、安心して見ることのできる5人組だ。

 

僕ライとしていちばん嬉しかったのは、6月9日の僕ライの初めてのワンマン(新高円寺LOFT  X)。チケット発売からすぐにソールドアウトしたのが嬉しかった。4か月の活動が認められた気がした。


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8月16日、午前9時40分から始まった「怪獣フェス」で、キャンモンとして13時55分までステージに立ち、ファンの幸せそうな笑顔を見たゆいパンクは、物販を終えて、休む暇もなくなく僕ライメンバーとともに移動し、夜には仙台でライブに参加した。

4月には、8日から12日までの5日間でキャンモンと僕ライ合わせて12ステージ。70曲以上歌った。

スケジュールがヤバくなるほど、燃え上がり楽しくなってしまう。

まさに「破天荒」。

「天荒」とは、凶作などで雑草が生い茂るさまを言う。元気あふれる太陽の笑顔で天荒を「破」って新境地を開拓し続けるゆいパンク。

その未来には、楽しみしかない。

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★この連載はゆいパンクさんを神推しする個人の記録です。


第1回はこちら

【ゆいパンク第1話 地下を照らす太陽】アイドル・ゆいパンクってどんな人?キャンモン&僕ライで活動! - ゆいパンク神推し『地下を照らす太陽』&気になるアイドルインタビュー&ライブ感想記

(画像は運営様より掲載許可を頂いています)

 

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★この記事はnoteから移行しました。

(2026/02/12)