この記事はアイドル・ゆいパンクさんのインタビュー連載【地下を照らす太陽〜いつか地上の星になる】の第3話です。

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【ゆいパンク第2話】 キャンモンと僕ライ兼任開始! 変化と成長の破天荒な半年間! 【地下を照らす太陽】 - ゆいパンク神推し『地下を照らす太陽』&気になるアイドルインタビュー&ライブ感想記
連載の第1回で語ってくれたゆいさんの夢は「横浜アリーナでライブする!」こと。
ちなみに、私(せしるさん)の夢は、ゆいさんが夢を達成した時に、ゆいさんのストーリーをまとめて本にさせていただくこと!
この連載はその布石です。
今回のゆいパンクさんインタビューは、ゆいさんはもちろん、ゲストにゆいパンクさんをプロデュースする運営さん(Pさん)が登場!
デビューからずっとゆいさんを見てきたPさんだから話せる、ゆいさんの成長について教えていただきました。
ゆいパンクが振り返る2025年 「キャンモンを楽しめるようになった」に込められた意味とは
2025年は、ゆいパンクのアイドル人生において、大きな転機となる1年だった。
2024年11月24日に、所属していた『必殺エモモモモ7』(エモ7)が解散し、2025年は「CANDY MONSTERのゆい」としてソロ活動を継続。
『エモ7』のメンバーだった「のあパンク」「なのパンク」と、初めてアイドルを経験する「ひめパンク」を加えた4人で2月に『僕ライ』がデビューした。
8月には『僕ライ』に5人目のメンバー「ぐらパンク」が正式加入。
11月17日に『僕ライ』の公式ライバルグループ(?)として『僕依存』がプレデビューとしてお披露目された。
『僕依存』は12月8日に正式デビューし、ゆいパンクは現在『キャンモン』『僕ライ』『僕依存』の3つの姿でステージに立っている。
ワンマンライブや主催ライブも精力的におこなっている。夏を迎える頃には、ワンマンの目標動員人数達成のために、手売りチケットを持って駅前に立つ日が続いた。

上列左から のあパンク ゆいパンク なのパンク
下列左から ぐらパンク ひめパンク
観客目線で見ていた感想は「怒涛の1年」だったのだが……ゆいパンクは「怒涛」という表現に戸惑いの笑みを浮かべた。
ゆい「2024年と比較していちばん大きいのは、2025年はメンバーが『加入』の変化しかなかったこと。
昨年(エモ7)の時は、メンバーの入れ替わりがあると、つらい気持ちになることがありました。今年は誰もやめない、数が減らないことで、メンタルが安定してるかな」
メンバーの誰かが辞めてしまうと、残されたメンバーは、歌割りの組み換えなどの表面的な部分だけでなく、精神面でもきつくなるようだ。
8月に『僕ライ』に加入したぐらパンクも、前世のグループで活動していた時に、常にメンバーに辞めていかれる立場だった。ゆいパンクと同じように「去られる時はメンタルやられました」と語ってくれたことがある。
他者に心を揺さぶられなかったぶん、今年のゆいパンクは、自分の活動に専念できる余裕ができた。
ゆい「今年の1月と12月を較べて自分の中で違ってきたのは、ソロ活動の『キャンモン』をグループ活動と並行することで、ひとりの怖さも楽しめるようになってきたこと」
Pさんが「週刊少年ジャンプの主人公キャラみたいなこと言ってますね」とツッコミを入れる。
P「先日、ライブ後に『声の出が良くなかった』とゆいさんが反省していたんです。それは、向上心が伸びているから。今までだったら気にならなかったことが、向上心によってパフォーマンスの『最低ライン』が上がっていく。自分の調子を常にチェックするようになりますよね」

ゆいパンクのアイドル活動を長く見ている人たちは「ゆいさんはどんどん歌がうまくなっている」と教えてくれる。
ゆい「褒めていただくことが増えて、嬉しいんだけど、それを自分で実感していないかもしれない。実感していないけれど『いまヘタだったな』というような、自分のミスに気づけるようにはなってきました」
P「確かに、以前は私が『あそこダメだったね』って言うと『どこが悪かったのかわかりません』と返ってきたんですよ。自分でジャッジすることができていなかった」
ここ1~2年でかなりしっかりしてきた、とPさんは振り返る。ゆいパンクの心の安寧は「怖さを楽しめる」形で向上心を加速させたようだ。
キャンモンは大好きなフリフリ系ではないけれど……自分のアイドルとしての姿が明確に
イベント終演後には、物販の時間が始まるまでのわずかの時間も無駄にしないように、自分のことを初めて見てくれたお客さんに語りかけてフライヤーを配る。ひとりでも多くの人に自分を知ってほしい。

⬆️12月11日 横浜1000CLUB寒空の下
イベント終了時間までチラシ配りに精を出した
そんな「リーダー」の地道な努力は『僕ライ』の各メンバーにも伝わっている。ひめパンクは時間があれば開演前の時間にもフライヤーを持って通路に立っていることがある。
ゆいパンクの中には確固たる自分の「アイドル像」があって、それに忠実に行動しているから、信念がブレることはない。子供の頃から大好きだったアイドルに自分がなっているという、自覚がずば抜けている。
P「今の女の子って、オーディションに『この音楽が好き』とかで受けにこないんです。地下アイドル界隈で自分のヒエラルキーを上げられるところに入りたい。入って自分に合わなかったら、脱退してもっと上がっていけるところに加入する。『そこで骨を埋める』っていう意識がないんです。ちょっと注意されたり嫌なことがあったら辞めちゃう。ゆいさんは『キャンモン』が好きだし、守りたいという気持ちが強かったから続けてこられた」
ゆいパンクは「キラキラ系」のアイドルが大好きで、カラオケでは『FRUITS ZIPPER』の曲なども歌うという。
キャンモンでは、春に『逆転サプライズ』という、本人がいうところの「アイドルアイドルした曲」を発表した。
ゆい「ただ『キャンモン』はキラキラ系とは違う方向性。『フリフリの衣装を着てください』って言われても、私には合ってない。やりたいことと似合うことは違うというのを理解してます」
P「それを気づくのに5年くらいかかってますけどね(笑)」
ゆいパンクが2025年とくに楽しかった2つの思い出
「過去を振り返るのは得意じゃないんですけど」と言いながら、ゆいパンクは、1年間でとくに楽しかった思い出を2つ挙げてくれた。
ゆい「7月20日のキャンモンのワンマン(『新宿HEIST』にて開催)の時は目標動員を設定していたので、達成できたことが嬉しかった。楽しかったことは、ライブが好きだから、数えきれないほどありますよ」

⬆️7月20日 新宿HEIST『キャンモン』
ワンマンライブで動員目標を達成
ゆい「また、遠征は特別な感じがします。3月の沖縄遠征は楽しかった。私、沖縄が好きなんです。
あのゆったり流れる時間。暑いけどカラッとしてる。
ライブももちろん楽しかったけど、ライブの次の日にも沖縄に残らせていただいて、アメリカンビレッジに行ってきました」
P「あの遠征を決めたことで『僕ライ』は赤字スタートが確定したんですけどね(笑)」
ついに明かされる『キャンモンが誕生した意外すぎる理由』
P「昔からゆいさんがマジメだなと思うところが1個だけあって。デモ音源って、歌がうまくて理解力がある人が見本となって歌うんです。エモの時は、他のメンバーのデモをゆいさんが聴きこんできて、モノマネみたいな仕上がりにしてくるんですよ。それぐらい聴きこんでくれてたんです」
ゆい「歌がヘタな人はヘタなりに、うまい人のモノマネから入らないと(笑)
今、デモの音源を全員ぶん、私が歌うことがあるんです。見本になれるようになった。それが自分の成長だと思っています」
P「歌とか楽器って、うまい、ヘタの前に、8割センスなんです。でも、ゆいさんは、それをひっくり返しました。
元々、ゆいさんにメインボーカルをまかせるっていう感覚はまったくなかったんです。ヘタというより、歌というものを理解してなかった。歌と向き合ってなかった」
ゆい「逆に今は向き合いすぎてるかも。好きなアイドルの歌を聴く時も、どう歌ってるんだろうという感じで聴くようになっちゃった……今まではアイドルに歌のうまさを求めたことが本当になくて、歌にうまい、ヘタがあることも知らなかった。好きなアイドルが歌ってればそれだけでよかったんです。
小学生の時もアイドルのオーディションを受けていたのですが『超』がつくほどの音痴だったらしいんです。でも自分はガチの音痴だから音痴に気づいてない。中学生の時に合唱部に入ったおかげで、音痴が解消されてきた。
すべてが今につながっている。ムダなんてひとつもないんですよ」
P「自分が聴く側か与える側かで違ってきたんだと思います」
ゆい「最近は『キャンモン』のライブでお客さんを見ながら『今日は熱く盛り上がる日だな』とか『今日はじっくり聴いてくれてる日だな』とか感じて、自分も合わせていけるようになったんですけど、以前は歌うことに集中していて、それを感じる余裕もなかったですね」
P「ゆいさんは、エモの時に歌はヘタだけど、人間性の部分で人気が出てきたんですよ。
正直、『CANDY MONSTER』っていうのは、最初はゆいさんの歌を鍛えるためのユニットだったんです。
エモが終わってまだ先のことを考えていない時に、ゆいさんが『今いるお客さんを逃したくないし、続けたい』って言ってくれて『キャンモン』を続けることになりました。その時に、初めてちゃんと教えたよね。エモが終わってから、まともにマンツーマンで詳しく教えるようになりました」

⬆️僕と契約して狂依存してよ…
『僕ライ』発足時には想定外だった『僕依存』の爆誕 きっかけは『ハルシオン』
Pさんによると『僕ライ』のデビュー時には『僕依存』が誕生することをまったく想定していなかったという。
P「『僕ライ』をやってみて、褒められることしかなくて、自信はあったんですよ。でも、思ったよりもやや伸びだった。
やっぱり、話題があるうちに上がっていかないとマズい感じがあるんですよね。
そこで1曲、みんながブチ上がって好きになってくれそうな『ハルシオン』を作りました。
『ハルシオン』はウケたけど、今までの『僕ライ』の流れから外れちゃった気がしたんです。だったら『ハルシオン』ぽい曲をまとめて、メンバーが他の表現もできるようになればという思いもあり、幅を広げました。
地下アイドルってライブの本数が多いので、飽きられる可能性もあります。だったら違う姿も見せていこうかと。
『え、2つやるの?』と否定的な見方をする人もいますけど『モーニング娘』だったら『プッチモニ』とか、派生ユニットってたくさんいるじゃないですか。
まあ、ぶっちゃけ『ノリで始めた』感はあります(笑)
『僕ライ』の代表曲は『ライヴハウス』ですけど、『ハルシオン』のイメージが強くなってきた。だから『ハルシオン』に負けないつもりで『世界のために』という曲を作りました。
でも、作れば作るほど『ハルシオン』と『世界のために』の世界観が離れていく。だからといって『ハルシオン』のような曲を増やしていったら『僕ライ』が『僕ライ』でなくなってしまう。
最近のアニメって、よく主人公が闇堕ちるじゃないですか。そのパターンでいこうと思って。
『僕依存』は闇落ちした『僕ライ』です」
ゆい「『キャンモン』も『僕ライ』も『僕依存』も、どれも中途半端にならないようにちゃんとやりたい。どれかが当たれば他にもプラスになります。『ゆい』という一緒の人なんだけど、全部違うものにしたい。
『僕依存』は、ふざけちゃだめと思ってる。『僕ライ』のパフォーマンス中は『マジメなふざけ』をしてますよね。ダンス中に客席に向かって手を振ったりとか。『僕依存』ではそれをしないようにしてる。でも、迷うんです。レスしたほうが、お客さんは嬉しいじゃないですか」

⬆️『僕と契約してライヴ信者になってよ』
2026年の抱負を訊くと、ゆいパンクがガチ泣きし始めた……
ゆい「私、夢を語り始めると泣いちゃうんですよ」
ゆいパンクの目が潤み始め、すぐそばにあったティッシュを手にとった。本当に泣いてしまった。
ゆい「やりたいことはたくさんあるし、夢を叶えたいんだけど、どうしたら叶えられるのかなって、最近よく考えるんです。アイドルもずっとできるわけじゃない。急がなきゃなと思う。でも、自分の気持ちに行動が追いついてないのも感じてます」
涙の意味は「焦り」だろうか。
ゆい「ファンの人にも、推しメンの夢を叶えるために応援するタイプとか、今の推しメンが好きで応援するタイプとか、いろいろありますよね。私は、最終的に結果を出した時に『応援してて良かったな』って思ってもらいたい。その景色を見せたいし、見たい」
P「プロデューサーとして、以前は仕事としてやろうという気持ちが強かったので、厳しくゆいさんに接していました。今は、仕事なんですけど『一緒にやっていく』という気持ちになっています。近くで見ていることもあって、ファンの人よりも強く、ゆいさんが売れることを願ってるかも」
ゆい「2026年は活動の幅を広げたい。テレビに出る。YouTubeをやる。有名人と絡む。『地下』じゃない活動もしたい。バラエティー番組に出たい。モデル活動もやりたい。いろんな活動をすると、アイドルオタクじゃない人たちにも見てもらえるじゃないですか。オタクの取り合いではなく、外の世界から新しく自分のファンを引っ張ってこれたら嬉しい。オーディションでも探そうかな(笑)
一つひとつ、やりたいことをリストにして、全部達成したいです!」

⬆️12月10日 目黒鹿鳴館のアイドルラストライブに『僕依存』として出演
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この日のインタビューは、2026年9月で営業を終了する『横浜1000CLUB』(通称:センクラ)での『キャンモン』と『僕依存』のライブの間に施行させていただいた。
1回目のインタビューは中華街。2回目はみなとみらい。そして今回はセンクラ近くのたこ焼き屋さん。
横浜といえば、ゆいパンクの『夢』の目的地である『横浜アリーナ』がある。
夢にどれほど近づけるのか。
2026年のゆいパンクの活動から目が離せない。
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ゆいパンク関連 各種SNSへのリンク
⬇️ゆいパンクXアカウント
⬇️CANDY MONSTER 公式Xアカウント
⬇️僕と契約してライヴ信者になってよ。公式Xアカウント
https://x.com/bokuli_official
⬇️僕と契約して狂依存してよ… 公式X
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